今更ながらではあるが、今日は「クラシック・レンジローバー」について。なぜ改まって「クラシック・レンジローバー」に触れるかというと、最近、お客さまやメディア関係の方に「クラシック・レンジローバー」について説明する機会が重なったから。クラシック・レンジローバーの何について?かというと、仕様に関することである。何人もの方に聞かれたことは、きっと他の皆さんにも参考になることだと思ったわけである。

そんなわけで、今日はクラシック・レンジローバーの仕様について、年式(モデルイヤー)を基準に話を進めよう。
欧州車は英数17桁のシリアルナンバーが使われている。その10桁目がイヤーモデルを示す。クラシック・レンジローバーが正規で輸入されたのは1990年から1995年。その足掛け6年間の記号は以下のとおり。

BlogPaint 1990年・・・G
 1991年・・・H
 1992年・・・J
 1993年・・・K
 1994年・・・L
 1995年・・・M


■1990年(Gモデル)
サンルーフがガラスではなくスチール。スチール製燃料タンク。コイルサスペンション。

■1991年(Hモデル)
ガラスサンルーフに変更。燃料タンクがスチール製から樹脂製に変更。スタビライザー装着。

■1992年(Jモデル)
シートヒーター装着。パワーシートにメモリー機能追加。

■1993年(Kモデル)
エアサスペンション採用。ロングホイールベース車「バンデンプラ」追加。

■1994年/マイナーチェンジ
(年式記号は「M」なので、正確には1995年モデルというべきかもしれないが・・・。何故かLモデルは飛ばされている。)
エアバッグ搭載にともなってダッシュボードデザインを大きく変更。従来のクーラーからエアコンに変更。
ファンベルトがサーペンタインタイプに変更。

■1995年(Mモデル)
特別仕様車「Classic」、前後およびサイドシルにエアロスタイリングキットを装着。


主だった変更内容はこんなところだろう。大きくは「コイルサスかエアサスか?」、「標準ボディーかバンデンプラか?」といったところ。1993年までのダッシュボードに拘られる方も多い。
いずれにしても、全体としても決して台数の多いクルマではない。しかも生産終了から既に17年が経過しているクルマである。これから中古車を検討される場合には、とにかくコンディションに拘ったほうが懸命かもしれない。と、私は思う。