早いもので、フリーランダー2がデビューして5年になる。
フリーランダー2に対する私のイメージは、MIT、マサチューセッツ工科大学である。全く「勝手ながら」であり、「何のこっちゃ?」って感じだろうが・・・。
その道にこそ進まなかったが、私は工業大学建築学科を卒業している。ろくに努力もせずにこんなことを言うのは全く恥ずかしい限りだが、私が憧れる理系大学はたくさんある。そして、私の中でダントツなのがMITなのである。ダントツと言うものの、MITのことを詳しく知っているわけではないが・・・。

高校時代、あらゆる音楽に出会った。特にロック。友人の影響でさまざまなロックを聴いた。レインボー、ディープパープル、マイケルシェンカー、レッドツェッペリン、シカゴ、ELP、カンサス、KISSなどなど。元々フォークギターから音楽に入っていった私にはそれらのほとんどが刺激的過ぎて馴染める曲とそうでない曲がはっきりしていた。そして、徐々に自分の波長に合った音楽に収束していった。最終的に最も心地よく聴けたのは、TOTO、ポリス、そしてクイーンとボストンだった。
その、ボストンのトム・シュルツがMIT出身なのだ。音楽雑誌で、「あの、MITに在学中に・・・」と、わざわざ「あの」が付けられて紹介されているということだけでMITの凄さが分かるというもの。
私がMITについて特別な感情を抱いたのは、たったそれだけの理由からである。

トム・シュルツのサウンドには隙がない。計算し尽されていて過剰とも言えるほど美しい。その洗練された音の波が私はとても好きだ。
そしてフリーランダー2。真面目で堅実で、隙がない。しかし、タキシードを着るわけではなく、逆にラフ過ぎもしない。カジュアルシャツが似合う清潔そうな好青年、MITの学生のような(見たこともないが・・・)、そんなイメージと重なるのだ。

フリーランダー2そんなふうに隙を感じないフリーランダー2だけに、ちょっとしたことがとても気になる。写真はフロントガラス部分。分かりにくいが、フロントガラスの外周の黒い部分、その合わせガラスの間に空気が入り込んでいるのか白く光って見える。気にするかしないか、そんなレベルの問題なのかもしれないが、これのためにフロントガラスを交換するかどうか、もしこれがマイカーだったとしてもとても迷うところである。いっそ飛び石で割れてしまえば思い切ってガラスを交換するところなのだが・・・。


このままボストンの音楽で締めくくろう。ボストンはバンドなのだが、レコーディングではさまざまな機材を使って音の重なりを作ったり、オーバーダビングを多様している。なので、ギターが何台って限られているわけではない。これを我々がバンドで演奏しようとすると、実際には4重5重に聞こえるギターパートのどれをフューチャーするかが問題になり、結果的にはそれが楽しみにもなる。
この曲も我々アマチュアバンドを大いに苦しめ、そして楽しませてくれた。
今夜はBOSTONで、「Peace of Mind 」。