rangerover_acc東京・名古屋間の高速道路で初めてACC付きのクルマに乗った。
ACCは、Adaptive Cruise Control の略。前車との車間距離を一定に保ちながら走行できるクルーズコントロールシステムである。正直、使う前までは過剰装備品だと思っていた。それ以前に、この4月に新東名が開通して一定速度の走行が可能になるまではクルーズコントロールすらほとんど使ったことがなかった。

まず、ACCの機能を説明しよう。
例えば、高速道路の走行車線を80km/hで走行中にACCのスイッチをON、そしてステアリングホイールに取り付けられたスイッチで目標巡航速度の100km/hに合わせたとする。これで100km/hの定速走行が始まる。
やがて前方を走るトラックに追いつき、どんどん迫ってくると、勝手にシフトダウンして減速が始まる。間に合わなければフットブレーキも加えられる。そうやって遅いトラックの速度に合わせ、一定の車間距離を保ちながら追走する。追越車線が空いているので右側に車線変更。すると、再び目標の100km/hに加速してゆく。
その加速や減速は実に穏やかで、いらいらすることも焦ることもほとんどない。よほど急な割込みや、完全に停止してしまうほどの渋滞でもなければドライバーの意思でブレーキやアクセルを踏む必要はない。(現実にはかなり強いフットブレーキまで対応してくれるので、追突事故も防いでくれることもあると思うが、取り扱い説明書によればさすがにそこまでは保証されていない)
実際、今日、東京から名古屋間のほとんどをACCを使って走行したが、運転の負担はとても軽く感じた。これは是非欲しい装備だと思った。

クラシック・レンジローバーのように限りなくベーシックなクルマにも「味」を感じるが、ACCのような快適で安全な装備にもとても魅力を感じる。まったく欲張りである・・・。