地域性もあると思うが、オートクラフトは名古屋のレイブリックに比べてクラシック・レンジローバーの取扱台数は多い。サービス入庫の台数も、そしてご契約していただける車両の販売台数も。
そういえば、2010年に私がオートクラフトに赴任したときに感じたことは、都内でのディスカバリーの少なさだった。裏返せば、レンジローバーが多いのだ。クラシック・レンジローバーに限らず、東京はランドローバー全体としてのレンジローバーの比率が高いのだろう。今日もオートクラフトの工場内を見渡せば、やはりほとんどがレンジローバーである。

DSC_0377写真は、現在、納車前点検整備の真っ最中のクラシック・レンジローバー。1992年モデルで走行距離は78,000kmと割りに少ない。これまでのオーナーさんの保管状態が良かったようで、塗装の状態も良く、内装ウッド類の変色や痛みも少ない。ルーフヘッドライニング(天張り)はさすがに垂れてきていたのでそれは張替えた。
ご納車に向けて、あとはひたすら整備!であったのだが、それもほぼ終了。主だった交換パーツは以下の通り。大きなところでは、オイル漏れの対処としてエンジンの前後クランクシャフトシールの交換作業が必要だったこと。もちろん、それらの整備費用は全て車両本体価格に含まれているので、整備内容が増えたとしてもそれはコッチ持ち。お客さまのご負担になることはない。ただ、やむを得ずご納車までの時間を少々余分にいただくことになるのだが・・・。


《消耗品関係》
・フロントワイパーブレード(2本)
・リヤワイパーブレード
・エアーエレメント
・エンジンオイル
・オイルフィルター
・ATF
・デファレンシャルオイル
・トランスファオイル
・クーラント
・スウィベルハウジンググリス
・Vベルト全数
・フューエルフィルター
・ディストリビューターキャップ
・ディツトリビューターローター
・ブレーキアキュームレーター
・サスペンションショックアブソバー(4本)
・ラジエターホース(2本)
・ヒーターホース(2本)

《オイル漏れなどの対策》
・ロッカーカバーガスケット(2個)
・インテークマニホールドガスケット
・エンジンFRクランクシール
・エンジンRRクランクシール

《その他不具合箇所の交換部品》
・ウォーターポンプ
・ステッパーモーター(ISV)
・エンジンサーモスタット
・マッドフラップ
・クーラーホース

楽しみにしていただいている納車なので、出来るだけスピーディーに!とは心がけているのだが、20年選手のクラシック・レンジローバーともなるとやはり一ヶ月前後かそれ以上の期間が掛かることが多い。
完成までもうひと息!