現行のランドローバー各車はともかく、2ndレンジローバー世代の頃までのランドローバーでは、酷いオイル漏れはともかく多少の滲みを完全に止めるのはなかな難しい。もちろん本心としては完全に止めたいのだが、現実問題としてまさにイタチごっこ。ここを直せば、やがてあそこ、あそこを直せば次にこちら・・・。では、一度に怪しいところを全て対処したとしても、それが何万キロもなかなか続かないのが現実。
エンジンオイルだけでも漏れや滲みの可能性を持った部位は何箇所もある。そしてエンジンだけではく、オートマティック・トランスミッション、トランスファー・ギヤボックス、前後アクスルと、挙げれば何十箇所にもなる。多くのユーザーさんの自宅ガレージには、地面に何滴かのオイル染みがある・・・。

ただ、だからと言って全てのオイル滲みを安易に考えて良いわけではない。たとえ少量でも即座に対処したほうが良いこともある。例えば、アクスルハブからのオイル漏れがブレーキディスクに飛び散っている場合、ブレーキの片効きの恐れもあり、フルブレーキングの際に安全に停まれないことも考えられる。また、古い事例では、エンジンのタペットカバーからのオイル漏れが、長い期間かけてエンジンブロックをじわじわと伝ってスターターモーターの中に入り込み、内部がオイルで汚れ、ある日突然エンジンが掛からなくなることもあった。

レンジローバー現在オートクラフトでご納車前の整備を進めている2ndレンジローバーの場合、トランスファーのリヤ側アウトプットシャフトのオイルシール部分からオイルが漏れていた。そこにはパーキングブレーキ機構のセンタードラムがある。放置すると張り付いてパーキングブレーキが解除できなくなったり、さらに酷ければパーキングブレーキの性能が落ちることも考えられる。やはりこれも放っておくことのできないオイル漏れである。写真はその作業シーン。プロペラシャフトとブレーキドラムを取り外し、オイルシールを交換しているところ。修理の効果は永遠ではないので、やがては再び漏れてくるだろう。それでもできるだけ長くこの状態が続きますように。


「これで大丈夫!」と太鼓判を押せない分ちょっとすっきりしないが、こんな日は優しい唄で癒してもらおう。
今夜は、Mr.Childrenの心穏やかなバラード、「口笛」。
ライブでもとても人気の曲で、イントロが始まると歓喜とも溜息ともいえぬ、小さくも大きくもない穏やかな歓声があがる。そして笑顔が広がり、自然に口ずさむ。やがて大合唱となり、その響きで更に心が満たされる。
今夜は、Youtubeで見つけたそんなライブ・ヴァージョンで!