どんな仕事にも技が必要。そして、光る技には人を魅了する力がある。だいたい男の子は「はたらくくるま」が好きで、クレーン車やブルドザーなどはその代表的なもの。私も例外ではなく、子供の頃にはそんなおもちゃがあった。
自動車業界にいる私にとっては代表的な「はたらくくるま」はキャリアカーやレッカー車など、自動車を運ぶ自動車である。今日はレッカー車について。
フリーランダーできればご厄介になりたくないが、こればっかりは避けられないこともあるので仕方がない。写真は、不運にも事故を起してしまい、フロントサスペンションを含み車体前部にダメージ負ってしまったクルマ。サスペンションが破損しているため、ハンドル操作もできなければ、タイヤも転がらない。こんな場合でも、クルマをその場から移動させないわけにはいかないし、つまり移動の手段は必ずある。それがこの状態。もちろん専用のレッカー車なのだが、それにしてもうまいこと四輪を浮かしてしまうものだ。これができなければ我々の手だけでは1メートルを動かすことも難しい。
そして、このような状態でのレッカー車のハンドル捌き、これが見事!まさに「技」である。運んできて、駐車場の狭い場所へバックで入れる。それはそれは見事である。もっと色んな技を見せて欲しいものだが、そんな無駄なことはしてくれない。さっさと仕事を済ませて颯爽と帰っていくわけである。これを「はたらくくるま」好きの子供が見たら、「ボクは大きくなったらJAFの隊員になる!」と言うかもしれない。それほど格好いい!