私が高校を卒業してちょうど30年が経った。「ちょうど30年」、昨年9月にそのことに気づいた同級生が同窓会の話を切り出した。おそらくオフィシャルの幹事が決まっていたと思うのだが、少し当たってはみたもののそれが誰だか分からなかった。もたもたしていると時間ばかりが経ってしまうし、こうなったら有志で実行してしまおう!ということになり、私も幹事のひとりとして数人の同窓会準備グループが発足した。
ちょうど30年ということで、開催を3月に決定。半年という限られた時間で全10クラスの大所帯を取りまとめることができるのだろうか・・。不安だらけで始めた準備グループだった。そこから先は本当に慌しく時間が過ぎた。恩師の招待、同窓会名簿の作成、案内状の作成と出欠の取りまとめ、会場選択、式次第の打ち合わせなどなど。
各クラスごとに数人づつの幹事を募り、月に一度集まってミーティングを繰り返した。
実は、そのグループの集まりそのものが既に同窓会であった。それこそ30年ぶりに会う者もいた。酒が入ると会議にならなくなるからと、ミーティングはファミリーレストランで行った。それでも、軽食とコーヒーで毎回数時間は盛り上がった。

今日がその同窓会だった。172人の同級生の多くが30年ぶりの再会。やっぱり同級生はいい!心底心を許すことができる。男同士なら禿げもデブも言い合える。そして、大人になったからこそ上手に打ち明けられる事実もある。
当時の先生は今の自分たちよりも若かったのに、それでもいつまで経っても先生は先生。きっと先生も、たとえ大人になった我々を見ても「子供たち」に見えることだろう。
jpg仲間うちでは、同窓会に向けてどんな格好で行こうかと話たことがあった。困った生徒たちだったけど、こんなふうな大人に成ることができました!と先生に見せてやることがご恩返しだろう。だからきちんとした格好としていこう!と決めた。私は今日のためにネクタイを新調した。自分自身の高校卒業30周年記念!これからこのネクタイを締めるたびに、恩師や同級生の笑顔が思い出されることだろう。

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幹事の役目は大変だったけど、「苦労は買ってでもするもの」ということを改めて実感した。幹事の仕事を通じて仲間が増え、絆が深まった。30年前に共に過ごした3年間だけが高校時代の財産ではなく、その後仲間が積み重ねてきたそれぞれの人生全てが自分に良い影響を与えてくれるようなそんな気がする。
仲間や恩師、出会って自分を形成してくれた全てのものに感謝。40周年も50周年も、また元気で会えますよう!


曲にしよう。
卒業してから三十度目の春、相変わらず傍にある同じ笑顔。
この曲はラブストーリーだが、何年経っても変わらぬ気持ちで過ごしていけるのは相手が同級生であっても同じこと。
今夜は、Dreams Come Trueで「未来予想図2」。