ランドローバー_ディフェンダー_レンジローバー写真はディフェンダーのパワーステアリング・ギヤボックス。フルード漏れのため、ギヤボックスをアッセンブリで交換作業を行っている。クラシック・レンジローバーや、めっきり台数が減ってしまったディスカバリー・シリーズ1も同様に、このギヤボックスからのフルード漏れは悩みの種である。
コラムシャフトから繋がるインプット・シャフト、そしてピットンアームへ続くアウトプット・シャフト、その回転部分のどちらにも漏れの可能性がある。漏れを止めるための修理パーツとして、ギヤボックスのオーバーホール・シールキットが純正で供給されているのだが、それを使ってオーバーホールを行ってもなかなか上手くいかない。作業を行ったなはから漏れてしまうケースもある。ほとんどの場合、その場はよくてもじきに漏れてきてしまう。
その傾向が分からない当時は、新品のオイルシールが不具合品だったのかと、再度オーバーホールをしてこともあったが、結局はダメ・・・。その都度、何万円ものオーバーホール費用(キット代、作業代)が無駄になる。そんなことを繰り返すうちに、これはアッセンブリ交換が一番良い方法だという結論にたどり着いた。
なんでもかんでも大きい単位で部品交換を行うことはしたくない。メカニックとしては不具合の根本原因をピンポイントで捕らえた修理をしたいもの。しかし、このステアリング・ギヤボックスは我々の手ではどうすることもできない・・・。