キャメル・トロフィーといえばランドローバー、決まりきったようにそう言われていた時代が1990年代には確かにあった。キャメル・トロフィーという、自動車を使ったアドベンチャー競技にランドローバー社がスポンサーに付き、世界各地で毎年開催されていた大イベントである。
ランドローバー_ディスカバリーそんな経緯があって、日本では1993年に250台限定で「キャメルトロフィー・リミテッド・エディション」が発売された。V8ガソリン(オートマチック車)が200台、そしてターボ付ディーゼル(マニュアルトランスミッション車)が50台という内わけだったと思う。
キャメルトロフィーのロゴやナショナルフラッグなどのデカールも、全てこの状態がこの限定車のスタンダード。そして、なんといっても競技車両と同じこのボディーカラーは、それはそれは目立つものである。しかし、当時のランドローバーではむしろこれが基準だった。決して言い過ぎではないと思う。多くのランドローバーファンがこのディスカバリーを求めていた。ただ、限定車だっただけに手に入らず、やむを得ず「普通」のボディーカラーを選んでいた。限定でなければ、きっともっと多くの方がこの仕様を選んでいただろう。

この色、通称「キャメル・イエロー」と呼ばれているが、正式には「Sandglow (yellow)」という名前。簡単な単語だが、私には上手く訳せない。日本にこんな景色がないからだろうか。「輝いた砂のような黄色」、「灼熱の砂漠」、「眩しい砂」、どれも当てはまりそうだが、どれもしっくりこない。
そこで、強引にこんな言葉を作ってみた。「輝砂」。「こうさ」と読む。語学力のない私にはこれが精一杯・・・。まあ、無理に日本語にする必要はないのだが。笑
「キャメル」は煙草のブランドである。そのイメージカラーが少しだけ濁ったイエローなのだろう、スポンサーとして、そのブランドイメージを存分に表現したカラーなのだ。しかし、カラーのネーミングはランドローバーのセンスではないかと私は想像している。
Sandglow、自然を表現したLAND ROVERらしいイイ響きだなあ!