1996年に日本国内150台限定で発売されたレンジローバー・オートバイオグラフィー、あらゆるランドローバーを末永く残していきたいのだが、しかしあえて優先順位をつけるならやはり上位にくるクルマである。私的には。
今年2月にも一台のオートバイオグラフィーを商品として仕上げた。1996年のオートバイオグラフィーには二種類のボディーカラーがある。ウィロー・グリーンとブリティッシュ・レーシング・グリーン。先回はウィロー・グリーンだった。「Willow=こけ」、グリーンという名前こそつけられているが、茶色というかグレーというか、なんとも微妙な色で、だからこそレンジローバーにはとてもよく似合っていると私は思う。
今回はブリティッシュ・レーシング・グリーン。ウィロー・グリーンとは対照的に、これぞブリティッシュ・グリーン!と呼べるほど鮮やかな輝きをしている。どちらか一台を選べという難題を出されたら、ん〜〜、難しいが、今の私ならブリティッシュ・レーシング・グリーンを選ぶかな。

レンジローバー_オートバイオグラフィー

さて、先ほど「鮮やかな緑」と言ったが、写真で見る限りはとても鮮やかではない・・・。このクルマ例外ではなく、1990年代中盤の塗装が悪い時期のもの。日射や風雨などによって、ルーフとボンネットの劣化が特に進んでいる。
ただ、このクルマ、走行距離は2万キロ台と非常に少なく、内装のコンディションも非常に良いクルマなので、塗装を丁寧に仕上げてとびっきりの一台を作り上げたいと考えている。

ボディーの仕上げと機関整備、これらの全てにはおそらく1〜2ヶ月の期間を要することになるだろう。これからオートクラフトで始まるそれらの作業を、当ブログでできる限り詳細に紹介していこうと思う。