自動車バッテリーは寒い季節だけではなく、蒸し暑い夏もとても苦手。冬の場合には徐々に弱っていくことが多いので、予兆も感じやすい。あれ?セルの回りが昨日より悪くなったな・・・、など。しかし、夏は突然バッテリーが上がってしまうことがある。いつも通りに元気良くエンジンが掛かり、ちょっとコンビニに立ち寄ったあと、エンジンを掛けようとしてもウンともスンとも言わない。メーター内のインジケーターすら点かない。完全バッテリー上がりの状態に一気に突入してしまうことがある。
そういう意味では、バッテリーに関しては冬よりもむしろ夏のほうが厄介だと私は感じている。

それとは別で、最近のクルマは様々な機能が電子制御化されており、それらが正常に働くためには安定した電源供給が必要。コントロールユニットが少しでも「電気が足りない・・・」と感じると、すぐさまチェックランプを点灯させる。診断機で点検すると電源供給や通信に関するフォルトが記憶されていることが多い。そんな場合はだいたい複数のコントロールニユットから同じ傾向のフォルトコードが検出される。ひとつではなく、複数のコントロールユニットが「電源供給不足」と言っている場合には、やはりバッテリーの状態を疑うことになる。

例えば数台のクルマを保有していて、普段はビジネスユースのあのクルマ、週末にはプライベートモードでこのクルマ、そんな場合には後者のクルマは一週間ぶりあるいは数週間ぶりにエンジンを掛けることにもなりかねない。その間もクルマには時計やオーディオのバックアップ電流も流れているし、セキュリティーシステムも働いている。バッテリーはじわりじわりと消耗しているのだ。
レンジローバースポーツそんな状態を回避するために、私はバッテリーメンテナーをお勧めしている。
これは家庭用電源を使って、保管中のクルマのバッテリーを絶えず元気な状態に保ってくれるという優れもの。

バッテリーの消耗を防ぐためにマイナスターミナルを取り外しておくのもひとつの方法だが、メンテナーを使えば時計やラジオのプリセットもそのまま。そしてバッテリー電圧低下が招く電子制御系のさまざまなトラブルからも回避できる。
なにより、クルマに乗りたいときにいつでもブルンとエンジンが掛かるのが嬉しい!