レンジローバー写真は1991年モデルのクラシック・レンジローバー。1993年モデルまでは、このようにオーディオのヘッドユニットが上を向いている。これがなかなか問題なのだ。
純正オーディオは当時としてはスタンダードなラジオチューナー付きカセットプレーヤー。ロードスペースに6連装CDチェンジャーがあり、それをコントロールもできる。
しかし、なにせ20年選手・・・。例えば、CDチェンジャーが故障した場合、以前はそれを修理することも多かったが、徐々に「ヘッドユニットを市販品に交換してしまおう」というユーザーさんが増えてきた。カセットなんて使わないし。
ところがところが、上から下に向かってスッポリ収まっている純正のヘッドユニットだが、その奥にはすぐにフロアパネルがあってスペースに余裕がない。純正のヘッドユニットは、その配線がうまく横に逃げるように工夫されているので問題ないのだが、市販品のほとんどはヘッドユニットの真裏に大きなコネクターが設けられており、配線の束が真後ろに伸びている。それらを逃がし、純正のようにピッタリ収めるのが非常に困難なのである。

最近では、車内でオーディオの概念そのものが少し変わってきている。カセットやMDなどほとんど必要なく、CDですらクルマの中で聴く人が少なくなっている。必要なのはiPodなどの携帯ミュージックプレーヤが接続できたり、USBメモリーに対応できていること。ヘッドユニットの中にCDが納まらなくてもよいなら、ヘッドユニットは従来の奥行きは必要なくなる。
クラシック_レンジローバーレンジローバー
最近発売されたケンウッドのこの機種は奥行きが107mm。従来の一般的なヘッドユニットより5センチほど短い。これなら配線の取り回しに苦労することもなく、取り付けも非常にスムーズ。このヘッドユニット、メーカー小売価格はなんと8,400円!ラジオが聴けて、家から持ち込んだ音楽を手軽に楽しむレベルならこれで十分。こんな機種を待っていた!バハマ号にも付けようかな。