MG-RV8、1995年に私が(当時の)ローバー販売店に就いたときには、既にファイナルモデルも殆ど完売の状態だった。MG-Bベースの車体にディスカバリーなどに使われていた3.9Lという大排気量のローバーV8エンジンが搭載されたホットなモデルである。
幌は「傘プラスアルファ」程度の雨対策しかされておらず、サイドウィンド周りにはウェザーストリップすら設けられていない。 パワーステアリングやパワーウインドウなど、現代のクルマでは聞くまでもなく当たり前に装備されている機能も省略されている。
ステンレスマフラーを通して発せられるV8サウンドは力強く、かなり遠くからでもその乾いたエギゾーストノートを確認できるほど。なんとも男らしい「MG」である。

英国ではさまざまなカラーバリエーションがあったようだが、日本には3色だけが輸入された。ウッドコート・グリーン、オックスフォード・ブルー、ナイトファイヤー・レッド。詳しい台数は把握できていないが、感覚的には9割以上はウッドコート・グリーンだと思う。しかし、その3色は実にうまく厳選されたカラーで、例えば他の色を選べたとしても結局その3色に絞り込まれてくる。

オートクラフトMG-RV8

この度、オートクラフトにウッドコート・グリーンのRV8が入庫したのだが、同じ色でのオールペイントを承った。経年で艶を失ってしまったボディーが再生される模様を当ブログで追跡していこうと思う。

RV8、それにしてもそそられる一台だなあ・・・。