'Woodcote'を調べると、英国オックスフォードの南方にある地名がヒットする。ウッドコート・グリーンはこの土地をイメージしたカラーなのだろうか。
1993〜1995年に発売されたMG-RV8に存在するカラーだが、1998年〜1999年には2ndレンジローバーでも採用された。当時のレンジローバーはグリーン系では圧倒的にエプソム・グリーン(深みのあるグリーンメタリック)の人気が高かったので、ウッドコート・グリーンは市場に出た台数はとても少ない。クラシック・レンジローバーのヴァンデンプラ専用カラーのモスウッド・グリーンは大変人気で、それと同じ系統のカラーなので何故2ndレンジローバーでブレイクしなかったのか個人的にはとても不思議だった。レンジローバーはこういう曖昧なカラーがとてもよく似合うと思うのだが。

MG-RV8

従来、MGのようなライトウェイト・スポーツカーにはソリッドカラーが広く採用されてきたのだが、このRV8に関しては例外だと感じる。実際に日本で発売された3色(ウッドコート・グリーン、オックスフォード・ブルー、ナイトファイヤー・レッド)は全てメタリックカラーである。英国本国においても、おそらくほとんどがメタッリクカラーだ。
私はこのRV8を、仮にソリッドカラーで塗装する場合は?と、これまで何度も想像してきた。グリーン、紺、オフホワイトなどなど、まあまあイメージは沸いてくるのだが、はやり純正色がしっくりくる。さすがメーカーのデザイナーが決めたカラーだな!と思う。

途中の過程をお伝えできなかったが、この10日間で塗装作業はほぼ終了。20年ぶりにウッドコート・グリーンの艶が蘇った。
あとはバンパーなど、車体から取り外したパーツの塗装とそれらの組み付けを残すのみ。完成間近。