Mini、かつて私も所有していたことがあったが、それはそれはゴキゲンなクルマだった。その愛嬌のあるスタイルはどこから見てもかわいらしく、まるでペットのようだった。
そのMiniだが、メカニックとして触れた際にいろいろ驚くことがあった。Miniというだけあって、とにかくコンパクトなクルマ造りがされている。ラバーコーンを使ったサスペンションもそう。よくこのスペースにサスペンション機構が収まっているな!と感心してしまう。
そしてエンジンとトランスミッション。通常、エンジンとトランスミッションの部屋はそれぞれ独立していて、別々のオイルが入っている。エンジンにはエンジンオイル、トランスミッションにはギヤオイル。ところが、Miniの場合はエンジンのクランク室がトランスミッションケースになっていて、同じオイルで同時に潤滑されている。一般的にギヤはエンジンオイルよりも粘度が高いオイルが使用される。しかし、Miniの場合にはエンジンオイルで全てがまかなわれる。従って、エンジンオイルの中でも固めのオイルを選ぶ必要がある。

オートクラフトmini

オイルフィルターはご覧のようにフロントグリルを取り外して交換を行う。オイルフィルターに限らず、メンテナンスのために頻繁にグリルを取り外すのだが、これはMiniの世界では当たり前のこと。

私が所有していたのは1000ccキャブレターモデル。クーラーは無し。1995年にかなりくたびれた状態で手に入れ、数年かけて外装内装を仕上げながら、そして郊外にドライブして楽しんだ。その後は友人に譲り、やがて手の届かないところへ去っていった。
懐かしいなあ!こんなふうにキレイなMiniを見るとまた欲しくなってくる。
イカンイカン・・・。