あってほしくないことがランドローバーには時々ある。

今日、というか、実際のところは数日間メカニックの頭を悩ませ続けていたのはLEDの補助灯取り付け作業でのこと。キットはランドローバー純正アクセサリーで、バンパーの切削加工などは必要だが配線はボルトオンのはずの商品。ところが、組み付けても点灯しない・・・。取付説明書どおりきちんと付けたにも関わらず。何度確認しても接続に間違いはない。配線各部で電圧を測定したり、導通を点検するも正常。定電圧のユニットが悪いのか、それともLEDランプ自身が悪いのか。ランプが左右同時に不良であることは考えられにくいから、やはり定電圧ユニットか?ところが、単体点検をする限り正常に見える。
しばらくしてメカニックがちょっとした違和感を発見した。左右のランプに接続されるプラス・マイナスの二本の配線が逆転しているのだ。LEDには極性があるのでもしこれが間違っていたならランプは点灯しない。そして左右のランプは直列で配線されているので、片方に電流が流れなければ両方とも点灯しない。
ランドローバーそして、予想どおり片側のランプの配線がプラス・マイナス逆に接続されていた。コネクターに対して二本差し込まれているギボシが逆さまに差し込まれていたのだ。勘弁してくれ〜!という感じ・・・。
まあ、結果的には原因が分かったからよかった。もうひとつ同じキットを英国から取り寄せて比較しながら原因を探ろうか?とも考えていた。そうなればまた数週間の時間が掛かってしまう。


今回はアクセサリーのキットでの出来事だが、本来の機能上のことでも同様のトラブルを経験したことがある。
ひとつはラジエターの電動ファンの配線。エアコンをONにすると電動ファンが回るという回路。一見正常に回っている。しかし、走り始めてしばらくすると水温計の針がみるみる上昇する。慌てて減速し、路肩に停まってアイドリング状態にすれば水温はすぐに安定する。
結局、これも配線が逆転しており、電動ファンが逆回転していたのだ。本来は外側(フロント側)からエンジンルーム内に吹き込まれるように回転しなければいけないのだが、それが外側に向かってファンが回転している。走り始めると走行風と喧嘩して風が相殺されて冷えなくなってしまうのだ。

もうひとつの例も冷却系で、ある車種は電動サーモスタットが使われており、水温センサーからの信号によってサーモスタットの開閉が行われる仕組み。それが逆転し、もちろんこのケースも正常な水温管理がなされない。

新車だからといって、あるいは新品パーツだからといって必ずしも正常であるとは限らず、こんなふうに時には疑って掛かることも必要なのである。
カリカリしても仕方ないし、ランドローバーとは仲良く付き合っていかなきゃ!