ランドローバー・ディフェンダー
ディフェンダーの終期、いよいよその時が来てしまうようだ。
ランドローバーという、深くはあるがとても狭い世界、その中でさえも様々な流れがあるのだが、間違いなくディフェンダーこそが本流である。ランドローバー社がランドローバーというクルマを作り始め、それがそのまま進化したカタチが現在のディフェンダーである。
そのディフェンダーは、例えばエアバッグが装備されていなかったり、衝突安全基準の問題や、強靭なバンパー故に歩行者など相手に対する安全保護の規格など、世界各国の保安基準が徐々に障害になってきていた。それでも、可能な限り生産を続けてきたのだろうが、とうとうその終期が訪れてしまうという報道が増えてきた。今後こそいよいよ本当かな・・・。
ディフェンダーのオーナーさまの中には、生涯乗り続けようと気合十分の方も多い。とても魅力的なクルマで、その価値は十分にあると私も思う。しかし、もし生産が終了するとなるとやがて心配になるのはパーツの供給環境。いつまで続くのだろう。25年間生産され続けたクラシック・レンジローバーの場合でも、1995年の生産終了後10年も経たないうちから徐々に入手できないパーツが出始めた。そんなことにはなって欲しくない。パーツの供給さえ続けば、これからまだ10年20年と大切に維持され続けるディフェンダーも少なくないだろう。一台でも多くのディフェンダーが、一年でも長く走り続けられる環境を、我々の立場としても可能な限り整備し続けていこう。