SUVは「Sport Utility Vehicle」の略。「スポーツを楽しむなど多目的に使えるクルマ」というカテゴリーで、スキーやサーフィンなど、雪道や砂地などを走ることも想定した走破性を備えていることや、道具や人を運ぶための車内空間が確保されていることもSUVの定義といえるだろう。
ランドローバー各車も例外なくSUVに該当するのだが、その中でも最良のSUVを一台選ぶとしたら、私はディスカバリー4をノミネートする。その理由はなんといっても室内空間の使いやすさ。レンジローバー・スポーツ(LS型)と同タイプのシャシで構成されているのだが、ホイールベースがディスカバリーのほうが10cm長い。そのアドバンテージは乗員の快適空間に直結していおり、前席後席ともに乗り降りがとてもし易く、周辺の空間も広い。スキーウェアを着たまま乗り込み、そして着替えるなどもとても楽に行えるだろう。
そして、他のランドローバーにはないディスカバリーの優位点は7名定員のモデルがあること。ロードスペース(トランクルームのことランドローバーではこう言う)の床の下から三列目シートが現れる。滅多に使わない、あるいは全く使うことがない人もいるだろうが、それでも全く問題ない。三列目シートを使わない時にはロードスペースの床にピッタリ収まり、床面は真っ平らになる。この下からほぼフルサイズの補助シートが出てくることが想像つかないほど。
真っ平らになったロードスペースの床は広く、天井は高い。これならかなり多くの遊び道具が積める。旅行の際には、迷ったものはとりあえず積んで行こう!と思えるほどの裕がある。このクルマを見ていると、SUVを「Space Utility Vehicle」と呼びたくなるほどである。
ディスカバリー4ランドローバー_ディスカバリー


過去にはディスカバリー3で同様の紹介をしているが、シートアレンジに関してはディスカバリー3とディスカバリー4は全く同じである。
クルマの用途は人それぞれである。ランドローバーの中でさえニーズは別れ、だからこそそれぞれのランドローバーが支持される。私自身も、正直なところ、ただ一台のランドローバーを選ぶことは非常に難しい。
今日はその中で、余裕のある室内空間についてクローズアップしてみた。