今日は年に一度の人間ドック。そして今年は「胃カメラ」の初挑戦だった。ハトコにあたる親戚が勤務する病院で毎年健康診断を受けているのだが、「年も年だし、そろそろ一度はやっておいたほうがいい!」という提案を渋々受け入れて決断したのだった。

今朝、目を覚ますと部屋が乾燥していたからか片方の鼻が詰まっていた。風邪か?それなら今日の胃カメラは見送ったほうがいいのかな?と、自分に都合の良いように解釈してみたものの、熱っぽさはなく、詰まっていた鼻も時間と共に治ってきた。このまま人間ドックを見送っていたのでは、学校に行きたくなくてお腹が痛くなる子供のようだと思い、とにかく病院に向かうことにした。それでも本当に体調が悪いのならその場で先生に相談すればよいのだから。
結局、病院に着く頃には体調は全く正常に戻っており、やはり朝の風邪っぽさはただの仮病だったようだ・・・。

ということで、初の胃カメラ!血液採取や肺のレントゲンなど、他の検診を全て終えて最後に試練はやってきた。初めてということで、まず看護婦さんから簡単に説明があった。苦しいけど口からも鼻からも呼吸はできるので、決してパニックにならないこと。人間の体は異物が入るとそれを吐き出すようになっているのだが、それでも我慢して吐かないように、と。通常10分ぐらいの検査がもっと長くなってしまうとか・・・。どうなるか想像が付かないのでハイハイと答えるしかない。それに、ただでさえ10分もそんなことをされるのに、それが更に伸びることを想像するだけで恐ろしくなった。とにかく短時間で済ませてもらえるよに、できる事なら何でもしようと思った。

そして診察室へ。横になってマウスピースを咥えると、「それでは始めます」と、先生はカメラを一気に差し込んできた。初めての感覚。そして体は予想通りの拒絶反応。「げほげほ、おえ〜」の繰り返し。もちろん前夜からの絶食で吐けるものは何もない。背後で看護婦さんが肩や背中をさすってくれながら「頑張って、力を抜いて」と励ましてくれる。先生も「始めてにしては上手ですねえ〜」と、やはり励ましてくれているのか、それでも問答無用にズンズン奥へカメラを送り込んでくる。
しばらくしてカメラの先端が食道を通過して完全に胃の中に入ると、その吐き気は一気に治まった。あとは体内でカメラが移動するときの軽い痛みのような違和感があるだけで、苦しさは予想していたよりもずいぶん楽だった。喉元過ぎれば・・・は、熱いものだけでなく胃カメラも同様らしい。それにきっと終わるまで10分も掛からなかった。思ったよりも短かく感じた。
そして心配していた体内の状態だが、カメラを引き抜いてからその画像を見せてもらいながら先生に説明してもらった。我ながらそのキレイさにビックリ!真っ白なスベスベお肌という感じ。確かにこんなに鮮明な画像が撮影できるのなら、炎症や腫瘍などは一目瞭然だろう。時々は内視鏡検査をやっておいたほうが良いことは十分に理解できた。先生からは「年に一度は」と勧められるが、終わったばかりの今はまだ心の整理がつかない。思ったよりも苦しくなかったのは事実だが、決して楽なものではなかった・・・。
とりあえず、悪そうなものが見つからなかったことで一安心。今はただ思いっきり美味しいものを食べたい気分!