ディフェンダーには90(ナインティー)、110(ワンテン)、130(ワンサーティー)と三種類の車種構成になっているのだが、そもそもその数字はホイールベースの長さ(インチ)を示している。かつて、日本には90と110が正規輸入されたことがあった。現在でもとても人気のクルマである。

ランドローバー_ディフェンダー100英国の雑誌で興味深い"ディフェンダー"を見つけた。一見90に見えるが、微妙に長い。しかし110ではない。実はこの車両、ディスカバリー・シリーズ1のシャシを使い、ディフェンダーのボディーを組み付けた車両なのだ。3.9リッターV8エンジン+オートマチックトランスミッションのディスカバリーのボディーを取り払い、ディフェンダー110のボディーを短く加工して組み合わせたのだ。当然、簡単な改造ではなく、記事によればたっぷり1年以上の工期を費やしている。
それにしても非常に面白い試みである。あえてネーミングするなら、ディスカバリーのホイールベースをとってDEFENDER100となるわけだ。笑

こんな記事をみると自分でもやってみたくなるのだが、現実的にはとても難しい。日本には1998年に発売された50周年限定車が存在し、記事のクルマと同様にV8ガソリンエンジン+A/Tの仕様である。なので、ここまで苦労する意味があるかどうか・・・。それに、実際にはベース車両となるディスカバリー・シリーズ1と、ドナーとなるディフェンダー110の2台が必要になり、日本国内での110の価値からすれば、分解してボディーパーツだけを使うことはとても勇気が要ること。ただでさえ稀少な110を部品取りにしてしまうなんて、なんとも勿体無いと感じてしまうのだ。

でも、そんなことを言ってしまうと夢がなくなってしまうなあ!ビジネスを度外視できるなら、こんなふうにランドローバーと共に楽しみながら過ごしていきたい。個人的にも、ショップとしても。こういうことができる時間と金銭的な余裕をを作れるよう、もっと頑張らなきゃ!