以前にも記事として取り上げたことがあるが、クルマを運転していてとても危険だと感じたことがあったので今夜も紹介しよう。

夜間、私は名古屋の都市高速道路を運転していた。走行車線を走っていて前のクルマに追いついたので右のウィンカーを出して追越車線に移ろうとした。そこまでに至る間、バックミラーには後続車のヘッドランプは確認できていなかった。右のドアミラーを見ながら、追越車線に側にヘッドランプが写っていないのを確認してハンドルを右に切ろうとしたその時だった。ドアミラーに動くものが見えた気がした。次の瞬間、ものすごいスピードで黒っぽい高級サルーンが追い越していった。サルーンは無灯火だった。気が付かず、私が追越車線に出るタイミングがもう少し早かったら大事故になっていたかもしれない。
その車が無灯火だった理由が、例えば故意であるなら問題外だが、ピカピカの高級車でわざわざそんな危険なことをするとは考えにくい。私は、単に点灯し忘れだと思う。実際に夜間に無灯火で走る車両に時々遭遇するのだが、それらは決まってデジタルメーター車。街路灯などで夜でも明るい市街地ではヘッドライトを点けなくても走れてしまうことがある。そして、デジタルメーターの場合には、運転に必要な情報は眩しいほど目に飛び込んでくる。ナビゲーションもそう。そのサルーンは市街地からスタートして都市高速に入り、相変わらずヘッドライトを点けていないことに気が付かないまま走ってきたのだと私は想像する。
ドライバーは実際に夜の暗さを感じていないのだから危険であることを認知していない。私が問題視したいのは、自動車のシステムのこと。アナログメーターなら、速度やガソリン残料やなど、運転に必要なことを確認する段階で灯りが点いていないことにきっと気が付くだろう。デジタルメーターの自動車もそういう設計にできないものだろうか。外が暗いときには液晶の照明を暗くするとか。夜間に自動車に乗り込んだドライバーが、自然に「夜の暗さ」を感じられればそれで良いのだ。何らか方法はあると思うし、現代のテクノロジーならそれほど難しいことではないはず。

ランドローバーも2010年以降はデジタルメーターのモデルがある。私だってそういう車を日常的に運転していれば、時には同様のミスをしてしまうかもしれない。照度センサーを使ったり、ナビゲーションの現在時間を反映させたりして、なんとか改良できないものかと考えてはみるものの、私の知識では全く太刀打ちできない…。とりあえず、ランプスイッチをAUTOモードにしておくしかないのかな。

事故が起きてからでは遅い。ランプスイッチを点け忘れないように、そして無灯火の車に巻き込まれないように気を付けて運転しよう。そして可能なら自動車の設計(設定)そのものの再検討を私は願う。