毎年年度末の3月は自動車業界は最大ともいえる繁忙期を迎える。自動車各メーカーが決算セールを行うことで市場が活気づき、新車の登録台数は年間で最大となる。そのため、車検の到来も多くなり、多くのサービス工場がテンテコマイになる。車検をきっかけに代替に至るケースも多く、我々中古車販売業界にもその流れはやってくる。更に、自動車税の区切りの月となるため、名義変更を4月にずらせない案件も発生するので事務作業も増える。そして、今年の場合にはもうひとつ、消費税問題。

我々が中古車を販売した場合、登録業務としては、車庫証明の取得期間が非常にシビアな問題になることもある。
今日は車庫証明について。

ランドローバーの登録自動車の登録に必要な車庫証明は取得に何日か掛かってしまう。例えば、愛知県の場合は平日で中二日。今日3月20日(木)に警察署に提出した場合、祝日を含む三連休を挟んで26日(水)に交付される。東京も中二日といわれているものの、中一日で交付されることが多く、今日も墨田区と世田谷区の二ヶ所で申請書類を提出したのだが、交付はいずれも25日(火)の予定。私は、昨日19日(水)に名古屋から東京へ向かう途中で静岡県沼津警察署へ立ち寄って車庫提出をしてきたのだが、そこは平日中三日のルールなのか、交付は26日(水)とのこと。このようにその土地土地で勝手が違うのだ。
勝手の違いはいろいろあって、例えば愛知県の場合には警察署の窓口で申請書類を提出すると、とにかく機械的にどんどん受け付けられて引換証が発行される。その後、申請内容に不都合が発覚すると提出者に電話が掛かってきて訂正を求められる。訂正に窓口に出向くと、そこから再度数日掛かることになり、中二日では済まなくなるケースも稀に出てくる。
一方、東京の場合は申請窓口に書類を提出すると5分ほど時間をかけてじっくり内容が吟味される。たまたま窓口に数人が重なっただけで数十分待つことになる場合もある。係りの方が操作するパソコンの画面に何が表示されているのかは分からないが、提出書類と画面とを何度も見比べながらその場で何かが確認されているようだ。そこで時間が掛かる分、提出後に不備が発覚して二度手間になることはまずない。
どちらが良いという問題ではないが、愛知県で慣れた私にとっては、東京では窓口で待たされる時間がやけに長く感じるのである。

予断だが、(現在は違うと思うが)以前は愛知県外でこんな地域もあった。申請書類を提出すると一週間後の日付が記された引換証を渡される。一週間後のその日に登録するつもりで車で出掛け、警察署に寄って引換証を出すと、(忘れてしまったが)何らかの処理がされる。そして証明書を手渡されるのかと思うと、「では、明日取りに来てください。」と・・・。「え〜〜〜〜〜っ、今日はダメなんですか?!」と、冗談じゃなくアゴが外れそうになった。「また明日出直さないとダメなんですか?!今日、愛知県から○時間かけて来たんですけど・・・。登録するつもりで車も持ってきているんです!しかも、その足でお客さまに納車する約束なんです!」 そう強烈にアピールすると、「今回は特別ですよ!地元の人にはこういうことはしていませんから!」と小言を言われ、しかし結局はその場で出してくれたのだった。

そんな具合いで車庫証明も地域によってその処理のしかたが異なるわけだが、おそらく全国どこであろうと車庫証明の取得には最低でも数日の期間が必要になる。今年の場合、年度末最終日の3月31日は月曜日。その直前の週末を挟むと、車庫証明の提出期限は愛知県なら26日(水)、東京都なら27日(木)がリミット。事務的にはまずはそれに集中!それと平行して整備など車両の準備をし、31日に車庫証明書を取得して車を陸運事務所に持ち込んで登録。これが滑り込みギリギリセーフのラインとなる。
31日の陸運事務所は、TDLやUSJもビックリ!というほど、人と車でごった返すことになりそうだ。