「最近のクルマは自分で触れるところがなくなっている・・・」 クルマ好きのオーナーからそんな声をよく聞く。実際にそうだと私も思う。

私が幼少の頃、隣に住んでいた叔父がクルマ好きで、毎週末になると朝からクルマいじりをしていた。洗車をしてワックスを掛け、室内も隅々まで掃除をし、そしてメンテナンスも行っていた。冷却水やオイル、バッテリー液、スパークプラグ、エアクリーナーなどを点検し、必要なメンテナンスを自身で行っていた。そんな叔父のクルマいじりを私は手伝うこともあったが、実際はきっと邪魔をしていたのだと思う・・・。

レンジローバー_イヴォークレンジローバーイヴォーク
これらはレンジローバー・イヴォークのエンジンルームの一部。エアクリーナーの蓋はかなり長いビスでしっかり留められている。バッテリーの各セルの点検口の上には電気ターミナルが覆いかぶさっていて、それらを取り外さなければバッテリー液の補充も行えない。休みの日にメンテナンスにチャレンジしようと思っても、これではやる気を削がれてしまう。簡単に見れる部分といえば、エンジンオイルレベルの点検とウインドウォッシャー液の補充ぐらいだろうか。
これらはイヴォークに限らず、現行のランドローバー全てに当てはまることだが。

確かに故障の頻度も少なくなり、メンテナンスの必要性は減っているかもしれない。しかし、「マイカーを診る」ことはクルマ好きの楽しみのひとつでもある。贅沢な悩みかもしれないが、そこのところはちょっと寂しい気がするなあ。
イヴォークは文句なく格好いいし、性能も信頼性も申し分ない。それだけに、そんな些細なところを突っ込みたくなってしまう。笑