ランドローバー梅雨に入った。しかし、梅雨入り直後の雨の降りかたとは違う気がする。猛烈な雨がザーっと降って数十分でピタっと止んで晴れ間がのぞく。それが日に数回繰り返される。気温はそれほど高くないが、蒸し暑くて過ごしにくい。

数日前、クーラーの効きが悪いというクラシック・レンジローバーが入庫した。こんな日にクルマのクーラーが効かないと、暑さと湿気でとても長時間運転できる環境ではなくなる。ガスが抜けているようで、原因はコンプレッサー本体からの漏れのようだ。
以前は自動車電装専門のサービス工場があちらこちらにあった。今回のようにクーラーのコンプレッサーのオーバーホールをはじめエアコン全般の修理や、オルタネーターやスターターモーターなどの修理などを専門に扱うサービス工場だ。レイブリックの業暦はもうすぐ18年になるが、その間にも廃業する業者を何軒も見てきた。その度に新たな電装業者を探して修理をお願いしてきた。つまり、電装業者はどんどん少なくなっており、この種類の仕事が減っていることの現れである。電装品の寿命が延びたこともあるだろうし、オーバーホールと新品パーツの価格差が少なくなってきたのかもしれない。
自動車に携わるそれぞれのプロフェッショナルが減っていくのを目の当たりにするのはやはり寂しいものがある。古いクルマを修理して乗る方法そのものが減っていくのと同じことでもあるからだ。
レンジローバー今日は電装業者からオーバーホールされたコンプレッサーが戻ってきたのでさっそく組み付けた。真空引きをし、規定量のクーラーガスを充填して完了。これで快適な梅雨、快適な夏を迎えられるだろう。