レンジローバー2ndレンジローバーの内装にもこういう部分があったが、3rdレンジローバーの場合はステアリングホイールのスポーク部分やパワーウィンドスイッチが取り付いているパネルなどにラバー塗装が施されている。シットリと高級感があるのだが、それは「正常」であればという条件付き。経年で塗装が弱り、例えば爪で引っ掻いただけで簡単に塗膜が剥がれてしまう。
こうなってしまったものは交換するのが順当だが、いっそ全て剥がしてしまう方法もある。ただし、爪で簡単に剥がれる割には、いざ剥がしに掛かるとなかなか頑固できれいに剥がれない。指が入らない隙間などもあるので尚のことそう。なので、ステアリングホイールを取り外して個々のパーツに分解し、単品の状態で行ったほうが何倍も効率が良い。
3rdレンジローバーホワイトガソリンなどを溶剤として使い、ウエスで根気良くこすって塗装を剥がし、仕上げはコンパウンドで磨いて艶を出す。
プラスチックそのままの素材感となるわけだが、剥がれかけたラバー塗装と比較すればむしろ自然な仕上がりになる。

紹介しておいてこんなことを言うのもなんだが、実はこの方法は決してコストパフォーマンスが良いわけではない。ステアリングホイールを取り外して分解し、根気良く塗装を剥がすのには相当な時間が掛かる。空いた時間にコツコツやらなら良いが、作業として取り掛かった場合には新品のパーツ代金よりも時間当たりの工賃のほうが高くなる可能性もある。
あくまで、「参考」として。