立場上、私はランドローバーの魅力について訊ねられることが多い。もちろん様々な魅力があるのだが、長距離ドライブをしても疲れないことはかなり上位にくるポイントだ。エンジンを含めて車体そのものから発せられる音や振動、また車体を介して路面から体に伝わってくるインフォメーションがとても心地よいから疲れが少ないのだと思う。そして、シートの良さも大きな要因。ステアリングホイールと共に、クルマに乗っている間には絶えず体に触れている部分。そして、自分の体重の全てを支えているだけに、その役割りは大きい。程よい固さや、レザーの張り方にその真実が隠されているのだろうか、とにかく座り心地が良い。東京〜名古屋の350kmも、トイレ休憩程度でほぼノンストップドライブが可能である。
そして、数あるランドローバーのシートの中でランク付けするなら、・・・ちょっと選びきれないので二つを挙げるが、3rdレンジローバーVOGUEと、2ndレンジローバーである。僅差で、ディスカバリー・シリーズ1/COUNTY、そして意外にもディフェンダーと続く。もちろん、これらは体との相性もあるので、あくまで私個人のランキングである。

レンジローバー_シート写真は1997年式2ndレンジローバーの運転席シート。パーツのドナーとなっている不動車から取り外し、内部のパーツの一部を使った。その残りの部分なのだが、ゴミとして捨ててしまうにはあまりにも勿体無い。キャスター付きの足を取り付けてオフィスチェアーとして使ったら疲れないだろうな。そんなことを考えるのだが、HSEグレードのシートは電動式なのでこの状態では背もたれの角度調整ができない。とすると、SEグレードの手動タイプならそれが可能になる。片方だけだが肘掛も着いているし、なかなか良いかも!真剣に考えてみよう。

それともうひとつ、シートを捨ててしまわずにその一部を活かす計画がある。勿体ぶる言い方で申し訳ないが、どのように活かすのかは今はまだ発表できる段階ではない。まだ少し時間が掛かると思うが、やがて発表できたときに、「ああ、このことだったのか!」と思い出して欲しい。



おまけ記事をもうひとつ。
先日から取り組んできたバハマ号の時計の続報である。明るい兆しが見えてきた時計の照度アップ作戦だが、その後、決定打が出た!

まず、文字盤の上側に空けた明り取りの穴を大きく広げた。レンジローバー時計1

更にバルブをLEDに交換したのだが、比較のためにまずノーマルバルブの画像を。レンジローバー時計2

次にLEDバルブ。指向性があるが、とにかくこの明るさに期待。
レンジローバー時計3

そして夜を迎えた。効果は歴然、時計の針が見える!当たり前のことだが、クラシック・レンジローバーにとっては驚きの現実なのである。レンジローバー時計4


私だけが満足していてはいけないので、これから先、当店でクラシック・レンジローバーをご契約していただいた方にご要望があれば、その都度私が頑張って時計を改造することにしようと思う。「いや、クラシックにLEDは似合わない」という方もいらっしゃると思うので、あくまでご希望者に限ってということで。でも、これはお勧め!