名古屋の夏は暑い。湿度があって蒸し暑さは半端じゃない。そして実際に気温も全国トップクラス。オートクラフトに出社するために東京に滞在する時には、その辛さから幾分逃れられるのは事実。
ところが、今年の東京は名古屋に肉薄するぐらい暑い日もある。いつになく蒸し暑い。

先日のこと、工場長の長谷川が私のところにやってきて「社長、お願いがあるんですが…、お金が要ることなので言いにくいんですが…」と、実際に言いにくそうで話が進まない。「何?覚悟するから言ってみろ!」そう言うと、「工場の扇風機を増やしたいですが」と。正直、私はもっと高額のものを覚悟したので少し拍子抜けした。「何だ、そんなものなら我慢せずに買えばいいじゃないか!」、長谷川は私のその言葉に幾分の余裕を感じたのが、「じゃあ二台買ってもいいですか?!」と、既に顔は笑っている。「悪かったな、我慢してたのか?すぐに買えよ!」私はそう答えた。

image長谷川は彼なりに考え、暑さが一過性のものなら我慢しようと思っていたらしい。しかし、例年にない異常な暑さが続き、メカニックの辛そうな様子を見かねて稟議を上げてきたのだ。確かに、メカニックにとっては暑さ寒さは言いっこなしの部分もある。しかし、体調を崩す恐れがあるほどの異常な環境までも辛抱する必要はない。
私自身にとっても夢の空間なのだが、可能なら冷暖房完備のピットを作ってみたい。しかし、そこまで設備投資をできる状況になかなかたどり着かない。
不甲斐ない社長で本当に申し訳ない。とりあえず、夏休みまであと2日。増やした扇風機の風でこの暑さを乗りきってほしい。