2006年モデル、レンジローバー・スーパーチャージド、現在の走行距離は72,500km。オートクラフトでご成約していただいたお客さまに近々ご納車予定のこの車両だが、今日はその整備内容について。

レンジローバー

実はこの車両、整備に先駆けた点検の結果、我々が手を加えなければならない箇所はとても少なかった。前オーナーの維持管理がとてもよかったことが窺える。その理由を紐解くべく、点検整備記録簿を確認してみた。
直近の記録は今年の3月に正規ランドローバーディーラーで行なわれた12ヶ月点検、当時の走行距離はおよそ66,000km。
その時の点検で交換された代表的なパーツは以下のとおり。

・フロントブレーキディスク
・リヤブレーキパッド
・エアクリーナーエレメント
・花粉フィルター
・エンジンオイル
・オイルフェルター
・ATF
・ATオイルパンガスケット
・プライマリ(スーパーチャージド)ドライブベルト
・セカンダリ(補機)ドライブベルト

特に大掛かりな修理パーツなどが使われていないところを見ると、特段クルマに不調を抱えていたわけではなく、通常ルーティーンの点検だったと思われる。以来、およそ半年で6,500kmという使用期間である。

自動車の代替にはオーナーさまごとに様々な「きっかけ」がある。例えば、トラブルが続いたことで心が折れてしまったり、修理費がびっくりするような大きな金額だったり。中には出先でパンクをしたりバッテリーが上がったことで、「もう、この際クルマごと替えてしまうか!」などという勢いがある方もいらっしゃる。
そんなふうに事の大小は問わずクルマに「きっかけ」がある場合もあれば、純粋に次に欲しいクルマが出てくる場合もあるだろう。あるいは、法人の決算の関係上、急に代替をすることになったとか。はたまた、製造に何ヶ月も掛かるような特別仕様のレンジローバーをオーダーしていて、そのクルマがこのタイミングで届けられることになった"だけ"かもしれない。
いずれにしても、このレンジローバーは直前まで普通に調子よく乗られていたであろうことが推測されるわけで、整備をする立場としても、これからお客さまにお届けする立場としてもとても安心できるケースである。


ちなみに、今回オートクラフトで行なった整備での交換パーツには、つい6,500km前に交換した消耗品類も含まれる。我々の納車整備の基準は、1年または1万キロ以内に消耗品類の交換時期が巡ってこないようにという目安を設けている。例えば今はまだキレイな花粉フィルターも、1万キロ後を見越せばこのタイミングでの交換が妥当となる。
主な交換パーツは以下のとおり。

・エンジンオイル
・オイルフィルター
・花粉フィルター
・トランファーオイル
・前後デファレンシャルオイル
・ラジエタークーラント
・ブレーキフルード
・前後ワイパーブレード
・リモコンキーバッテリー

今回も特に気になることはなかった。
このまま好調が維持され、良い循環が続きますように!