先代モデルの3rdレンジローバーは2002年から2012年までの長期に渡って生産された。その間に二度のビッグマイナーチェンジが行われた。とりわけ、2005年には親会社が変わった影響もあってのことだろうが、エンジンがそれまでのBMW製からジャガー製に変更となるという大きな変更となった。そのタイミングで、なぜこんなところが?という変更点もあった。我々が戸惑ったのはホイールナットのサイズ。2005年までに適合するホイールを2006年以降モデルに装着しようと思うとナットが合わないのだ。2005年から2006年モデルで、ナットの外径が20.0mmから22.5mmへとひとまわり大きくなった。そのためナットを締めようにもホイールの穴に入っていかない。表面上、ホイールのサイズは変わっていない。ホイールの外径、PCD、オフセット、ハブ径、それらに変更点はない。通常、ホイールナットの穴の大きさまでは表現されていない。なので、その冬になって実際に装着するまで分からなかったのだ。2005年の暮れのこと、「2006年モデルには従来のホイールが着かないぞ!」と大慌てしたことを覚えている。

image左の黒いナットが2002〜2005年モデル用、右のシルバーのものが2006年モデル以降用である。エンジンメーカーが異なるほどの大きなマイナーチェンジを行ったにも関わらず、車検証上の型式は「LM44」と同じなので余計に紛らわしい。中古ホイールを手に入れた。スタッドレスタイヤを組み付け、いざ装着しようと思ったらナットが合わない。そんなことが起きてしまうのだ。どうぞご注意を!