インターネットでここまでの情報が取り出せるとは、恐ろしい面もあるが、今日は良いほうの意味での驚き!なんとおよそ22年前の貴重な動画を発見した。

当時、書店で売られていたビデオマガジン「ベストモータリング」に、ご縁があって出演する機会があった。プロレーサーであり、ドリキン土屋の愛称で我々走り屋の兄貴分的な存在だった土屋圭一さんが先生となり、ドリフト教室を開校するという企画。といってもビデオの企画なので受講料はなし。だからといってギャラもなし。(笑) ガソリンだけは満タンにしてくれたっけ?・・・
1993年の1月だか2月だか忘れたが、時折雪の降る寒い日に早朝から日没まで丸一日かけて撮影を行った。
ae86
私の愛車はAE86トレノ。私を含む読者5人がマイカー持参で招集された。土屋さんと、編集長兼ドライバーの大井貴之さんから終始ダメ出しを喰らいながらの特訓で、正直に言ってしまうが決してヤラセはない内容だった。定常円旋回も、仮想コーナードリフトもいきなり課題を与えられてのぶっつけ本番。大井さんに至っては、昼食の弁当タイム返上で、時間内に上手くできなかった参加者のひとりに補充講習を行っていたほど本気のトレーニングだった。編集上かなり端折られているが、それぞれの課題はほとんど出来ないところか何度もトライさせられてようやく形になったという人がほとんど。ビデオにしてしまえば30分そこそこの時間だが、実際の収録は8〜9時間掛かったのだから・・・。そして待っている時間の寒いこと寒いこと。
あとはYoutubeの動画を見ていただくことにしよう。何度も言うが、映像は私が28歳だった時のもの。今よりもおそらく10キロぐらい痩せているが、そのあたりは軽く流してほしい。。。

Hotversion Vol.5
Hotversion Vol.5

ひとつ補足を。土屋さんが私のハチロクを「生きたお金を使っている」「技量にあったチューニング」と褒めてくれているが、自分としてはただクルマに掛けるお金がなかっただけのこと。タイヤやブレーキパッド、オイル類などの消耗品の出費が精一杯で、それ以上は小遣いが続かなかったのだ。欲しいパーツややりたい改造はたくさんあったのだが、限られたお金はチューニングに掛けるのではなく、ガソリン代やサーキット走行料に使ってひたすら走って腕を磨くことを考えていた頃だった。

懐かしいハチロク時代、楽しかったなあ!私が最初にハチロクを購入したのは1987年。パワステ&パワーウィンドゥ、サンルーフ付きの豪華仕様"APEX"を選んだのだが、ハチロクに馴染むにつれてもっと硬派な仕様が欲しくなり、数年後にベースグレードであるパワステもパワーウィンドゥも無いGT-Vに代替をした。それがこの「キレイな艶のないハチロク」である。このクルマはこのあと1995年まで乗って後輩の友人に譲った。土屋さんの太鼓判付きハチロクということで、その方も喜んで引き継いでくれた。あれから20年、もういちどAE86に乗ってみたいなあ。ボディーをフルレストアするついでにロールバーも付けて、エンジンやサスペンションにもしっかり手をいれて。今日から一週間の冬休み。そんな妄想を膨らませながら連休を楽しむことにしよう!