今朝の新聞によれば、英国からドイツに向けて出航した車両運搬船が座礁し、その船はジャガーやランドローバーが1,400台積まれていたとか。船は大きく傾いているが、積荷のクルマは固定されているので被害は少ないだろうとのこと。しかし、ドイツではクルマの到着を心待ちにしている方もいらっしゃるだろうし、クルマが我々と深く関わっている車種だけにとてもショックな事故である。
ジャガーランドローバー



これはあくまで噂の範囲だが、かつて日本向けの車両運搬船が浸水?沈没?したことがあったらしい。本来なら日本に500台上陸するとアナウンスされていた"あるランドローバー"が、その事故で50台が台無しになってしまい、実際には450台に減ってしまっていたとか・・・。事実のほどは確かではないが。

話は飛ぶが、もうひとつ海運事故のエピソードを。もう10年以上前のことだろうか、私が所用で名古屋港へ行ったときのこと。ひとつの海上コンテナの前に数人が集まり、みな深刻そうな顔をしていた。何が起きたのだろうと野次馬根性でそばに行ってみると、そのうちの一人が何度かお会いしたことのある保険会社の方だった。内容は分からないが、私が首を突っ込むべきことではないと思い、ただ挨拶をしたまでのつもりだった。しかし、その人は「ちょうどよかった」とばかり、私に意見を求めてきた。「これ、幾らぐらいするものですか?」とコンテナの扉を少しだけ開けて中を覗かせてくれた。中にはイタリアのスーパーカー、ランボルギーニ・カウンタックがあった。後姿のほんの少ししか見えなかったが、オーバーフェンダー付きだったので割りと後期のモデルに見えた。しかも、かなり艶のあるの上物!しかしバンパーが酷くに割れていた。どうやらコンテナ内の固定が完全ではなかった、あるいは固定のし忘れがあったようで、船で揺れるたびに前後に繰り返しゴツンゴツンとぶつかっていたような大きな損傷だった。車両本体なら○○○○万円ぐらいかなあ、バンパーとその周辺だけでも何百万円はするのでは?と直感的に思ったが、私は得意分野ではないので曖昧にだけ答えた。「やっぱり・・・、修理するとしても何じゅう万円ってレベルではないですよね?何びゃく万円ですよね・・・」と保険会社の方の顔は更にひきつっていた。そしてそっとコンテナの扉を閉めた。私が目撃したのはそこまでで、その後どうなったのかは分からない。

事故はつきもの。しかし、ただの不注意ではあまりにも勿体無い。どんなことにも集中して臨もう!