米国デトロイトモーターショーでレンジローバーのディーゼルエンジン搭載車が披露されたとのこと。米国では今秋発売が発表されているが、是非日本にも導入してほしい。

もう20年ほど前のことになるが、日本国内でも1990年代にはディスカバリーにディーゼルエンジンが存在した。上級グレードの"ES"を覗く、"COUNTY"と"S"には4リッターV8ガソリンエンジンに加えて2.5リッター4気筒ターボディーゼルエンジンの設定があり、両車の新車価格は同じだった。純粋にV8ガソリンの「走り」をとるか、ディーゼルの「燃費」をとるか?という観点で決められるユーザーさんが多かった。当時のガソリンエンジンの燃費は市街地で3〜5km/lといったところだろうか。ディーゼルエンジンの燃費はガソリンと比較するとおよそ1.5倍ぐらい伸び、軽油も安いので、こと燃料費だけを捉えればおよそ半分の維持費だったと思う。
そんな要因もあって、中古車市場ではディーゼル車は人気があり、店頭価格は数十万円〜50万円ほど高くなっていた。それでも走行距離が多いユーザーさんなら数年で元はとれる計算も成り立った。

当時のディーゼルがガラガラと音が大きく、臭いも強く、加速は鈍かった。ただ、最近のディーゼルエンジンはその印象が大きく変わっている。以前の不快さはほとんど感じることもなくなっているだろう。そうなればランドローバーのような性質のクルマにはディーゼルエンジンはとても相応しいと思う。
V8ガソリン大排気量の大国でもある米国での発売が予定されているのなら、その流れで日本上陸も実現させてくれないものかと期待するわけである。