最近の笑い話をひとつ。

我々自動車販売業者は、その取引に業者専用のオートオークションを利用することがある。車両の仕入れ、そして下取車の販売などなど。

最近、私の父は足腰が弱ってついに自分の力でクルマの運転ができなくなった。そこで、それまで使っていたクルマをオートオークションで処分をすることにした。

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これがオートオークションで使う「出品表」。車検証の内容など、必要事項を記入してダッシュボードに乗せて会場にクルマを搬入する。オークションの開催は週に一度だが、それまでに会場の検査員によって全ての車両のチェックが行われ、それによって内外装それぞれに点数がつけられる。買う側の参考資料となるようにビジュアル化されるわけだ。ボディーの状態は記号や数字で細かく記され、傷や凹みの大きさなどはだいたいわかるようになっている。画像右下の車両の絵が描かれたものがそうだが、ご覧のとおりかなり多くの記入がされており、つまり酷くポンコツであることが分かる。笑
記号で表現できない部分、検査員の所見となるのだが、それが左下の「検査員報告」。

  室内汚れ 動物の毛
  シートヘタリ
  ハンドルスレ
  小キズ 小凹
  各ウスキズ多し

ペットを乗せていたらしい痕跡として「動物の毛」と書かれるわけだが、シートやコンソールの隙間にそれらしい「毛」が確認できたのでそのように書かれたのだろう。しかし、父は動物は飼っていない。
父は武士を真似て総髪にしていた。いわゆるポニーテールなのだが、そのほとんど白髪の長い髪の毛がヨークシャテリアかなにかの毛に見えたのだろうか・・・。
動物の毛であることは間違いないが、出品表に書かれた「動物の毛」は紛れもなく「ウチのオヤジの毛」である!