今日から7月。2015年も今日から後半戦。時が過ぎるのが年々早くなっていく・・・。

さて、現在は梅雨の真っ只中。列島にはしっかりと梅雨前線が横たわり、恨めしくもあるが、それでも毎年同じように季節が巡ってくることには素直に感謝したくもなる。

中古車専門店_レンジローバー
今日も午前中はとても激しい雨が降った。クラシック・レンジローバー、バハマ号に乗り込んでしばらくするとウィンドウガラスが曇りはじめた。昨年、フトントガラスの熱線が効かなくなり、断線していた部分を半田を使って修理をした。そういえば、雪の季節にも何気に使っていたが、つまり熱線の機能は復活していたのである。今日も熱線を効かして曇りを取り除いた。
レンジローバー_クラシック


バハマ号は1991年モデル。1993年モデルまでのレンジローバーは、現代の一般的なクルマと明らかに違う点がある。それは空調がエアコンではなく、クーラーであること。両者の大きな違いは、クーラーでは除湿された温かい風を出すことができないこと。クーラーを点ければとにかく冷やす専門。そして、通常、エアコンにはダッシュボード上にフロントガラスの内側に風を当てるためのデフロスター機能がある。エアコンによって除湿された乾いた風(場合によっては温かい風)を直接フロントガラスに当てることで急速に曇りを取るというもの。最近ではオートエアコンのクルマも増え、ドライバーが曇りを気にする間もなく、オートによって知らない間に曇りが取り除かれてることも多いだろう。
こういった面からも、クラシック・レンジローバーはたった二十数年しか経っていないにも関わらず、かなりレトロな仕組みであることが分かる。

今日のようなガラスの曇りは、熱線ではなくクーラーを点けることでも取り除くことができる。ガラスに直接風があたらなくとも室内が自然に除湿されることで曇りはとれる。ただ、もしかしたら、当時の英国にはクーラーが付いていない仕様もあったのかもしれない。国土の気候的にクーラーを必要とする季節が非常に短いからだ。
例えば毎年7月にスコットランドで行われるゴルフの全英オープンでは、防寒ために出場選手がカシミヤのセーターなどを着るシーンをよく見る。そんな土地では一年を通じてクーラーの涼などきっと必要ない。しかし、雨が降れば曇り取りは必要。だからフロントガラスに熱線が必要になったのではないだろうか。贅沢装備というよりは必要にして最低の機能だったのだと私は考えている。