今日もクラシック・レンジローバーについて。
クラシック・レンジローバーの標準タイヤサイズは205R16。ラジアルタイヤが世に出始めた頃のサイズで、偏平率は82%、現在ではそのサイズは流通していない。そこで最も近いサイズとして205/80R16を選ぶのが一般的である。タイヤの幅を示す「205(mm)」は同じ。しかし偏平率は2%異なり、これによりタイヤの直径は計算上742mm(205R16)から734mm(205/80R16)と、8mm小さくなるわけで、車高も4mm低くなる。
あるいは、215/80R16を選ぶ場合もある。この場合タイヤ幅は10mm広くなり、外径は8mm大きくなる。

どちらが良いかはそのスタイルを含め趣味の問題でもある。ちなみに、私はクラシック・レンジローバーには細いタイヤが良く似合うと思うので205/80R16を選んでいる。
中古車専門店_レンジローバータイヤ


ただ、いずれにしても両者ともにタイヤの選択肢がとても少なくなっている。大手タイヤメーカーのカタログやウェブサイトを見ても既に掲載されておらず、ただ、メーカーに問い合わせてみると何故か「在庫有り」だったり、そんなふうに綱渡り的な供給体制なのである。
タイヤは製造からの保存期間の関係で何年も在庫をしておけないのが厄介なところ。そうでなければレイブリックでたとえ10台分でも確保しておきたいところなのだが・・・。
幸い、最近ではアジア各国メーカーのタイヤも日本国内で徐々に流通し始めており、もちろんまだまだ馴染みがなく一般的ではないが、それでも選択肢が残ることは安心材料だ。

日本国内のクラシック・レンジローバーは確かに減っている。しかし、たとえ最後の一台になったとしてもタイヤが摩耗すれば必ず新品が必要になる。どこかひとつのメーカーで良いから、どうか205サイズを絶やさずに作り続けていてほしい。
レンジローバー_タイヤ