ランドローバー_ディスカバリー
レイブリックの展示場に面している道路は南側に向かって緩やかに下っている。展示場は北側では道路とフラットだが、南端では1メーター近く段差ができる。それをスロープで繋げているので、南側になるほどご覧のようにスロープが長くなる。
時々運送屋がこの路肩にトラックを停めることもある。「すいませーん、クルマを出したいからトラックを移動してくださーい」と呼びかけると、「え?邪魔なの?」と不思議そうな顔をされる。一般的にはそうは見えないかもしれないが、ランドローバーにとってはどうってことのない出入り口なのである。(フリーランダーを除いて・・・)

元々はこの斜面はただの土手だった。泥んこだが、もちろんランドローバーを出し入れするには何の問題もない。ただ、クルマが泥で汚れる。そこでコンプリートで固めることにしたのだが、その時に課題になったのがスロープの角度だった。傾斜を緩めれば丈夫の平面部の面積が減る。急すぎれば登れないクルマが出る可能性がある。
ランドローバー
そこで参考にしたのが、カタログデータ。前後のオーバーハングやホイールベース間が接触しないように、そんなことを考慮し、更にある程度のマージンを見込んで角度を決めた。それでもテストをしたわけではないので、まあ、言ってみれば山勘だった。もう15年ぐらい前のことだろうか。
しかし、結果的には角度はズバリ的中で、適度な余裕を確保しながら、それぞれのランドローバーはいとも簡単に上り下りができた。

そんな時代が長く続いたのだが、最近人気のレンジローバー・イヴォークの場合には決して余裕とは言えない。登坂力は問題ないのだが、ホイールベース間でマフラーのブラケット部分がギリギリの状態。スロープを斜めに使ってなんとかセーフだが、侵入の角度によっては擦ってしまう。まあ、無理に高いところに停めずに、出し入れしやすい場所に展示するのが無難だろう。
レンジローバー・イヴォーク