秋雨前線による不安定な天気が続いている。当然のことながらクルマを運転していればワイパーを動かす機会も多い。そしてアラスカ号にはこんな症状が起こるようになった。
レンジローバー
ワイパーを作動させスイッチをOFFにした場合には最後の作動を終えたあとに規定の位置で停止するような仕組みになっている。その位置(一般的には最も下の位置)まではモーターが回り、そこで通電が遮断されてモータが停止する。アラスカ号の場合、うまく止まってくれる時もあれば、ちょっとオーバーランをして再び10cmほど上がったところで止まってしまうこともある。その際は数回作動を繰り返すとやがてピタリと収まのだが、運転中に目の前で起こることなので少々気になる。
レンジローバー_ワイパー
何はともあれ、状態の確認から。モーターの停止は、内部に組み込まれたマイクロスイッチの接点が開放されることで行われる。マイクロスイッチはカムによって押される。モーターを分解して内部を確認してみると、とても簡単な構造であることが分かる。カムが変形しているわけでもなく、しっかりとマイクロスイッチを動かしている。それなら原因はマイクロスイッチ内部にあると考えるのが自然だろうが、サーキットテスターによる単体での導通試験では異常は確認できず、きちんとON-OFFしてくれる。裏づけが取れないのにモーターを新品交換するのも悔しい・・・。今日のところはモーター各部を掃除して再度組み付けてみることにした。大して汚れているわけではないのだが、せっかく分解したので気休めに。
組み立てたモーターを車両に取り付けて作動を繰り返してみた。すると10回やって10回ともきちんと規定の位置で停止した。作業内容との因果関係は分からないが症状が出なくなってしまった。腑に落ちないがしばらく使ってみるしかなさそうだ。

ちなみにワイパーモーターASSYのパーツ代は33,800円(税別)。もしも適合するマイクロスイッチが見つかれば数百円で済むかもしれない。もしも症状が再発したなら合いそうなマイクロスイッチを探して修理にチャレンジしてみようと思う。それがうまくいくならお客さまへのサービスとしてフィードバックしていけばよい。直るか直らないか分からない方法ではお客さまにサービスとして提供するわけにはいかないので、まずはデモカーで試してみよう。

先日のサスペンションフォルトはあれ以来何事もなかったように落ち着いている。暑さのせいだったのかな。