中学一年になったとき、学ランや帽子、学生かばんがパリっとしすぎてそれが逆に恥ずかしく、はやくくたびれてくれないものかと思ったものだ。ディフェンダーのオーナーももしかしたら似たような意識を抱かれるのだろうか、自然に汚れたり塗装の艶がなくなってきても、むしろそれを味と捉えて堂々と振舞っている方が多いように感じる。
ドアヒンジのボルトの錆びもその要素のひとつでもあり、一向に気にされないオーナーさまもいる。
ただ、錆びが酷くなった場合には時に厄介なこともある。修理の過程でボルトを緩めようとしても固くて緩まなかったり、ボルトの頭がつぶれたり、最悪のケースではボルトが折れてしまうこともある。
錆びに対して、その見かけが気になる人にも、整備性確保に観点を置かれるにもお勧めなのがステンレスボルト。ドアヒンジやボンネットヒンジ、リヤクロスメンバーなどの錆びやすいボルトを片っ端からステンレス製に交換することで今後の心配から開放される。
ランドローバーディフェンダー
交換作業は決して難しいことではない。ただただ根気勝負。なぜなら、本数が意外に多いから。110の場合、前後ドアにはそれぞれ2個のヒンジがある。リヤゲートには3個。ヒンジは一台分で合計11個。ボルトは各ヒンジに4本あるので合計で44本。その他、ボンネットに6本、リヤクロスメンバーには10本。つまり、主だった分で60本のボルトがある。一本一本順番に交換していくわけだが、仮に1本あたり1分で進めていっても1時間。少し手こずれば2時間という計算になる。
根気は必要だが、効果は絶大!お勧めアイテムである。
ディフェンダー110

ディフェンダー