今年も残すところまもなくあと二日。今年もいろいろな出来事があった。その中で思い出深いのは、もう何度もブログでも取り上げてきたが、10月に富士山麓朝霧高原で開催したイベント「LAND COMFORT MEETING -in the feild 2015- 」だなあ。今夜はその思い出話を。

私はイベント前日からテント泊のキャンプをした。同様に前日入りした3組のお客さまと共に夕食を作り、食べ、語り、穏やかな夜を過ごした。大自然の空気は冷たかったが、その分焚火の火が温かくて心地よく、あの夜感じた「熱」を今でも体が覚えているほどである。
普段は毎晩夜更かしをする私だが、キャンプとなれば話は違う。午後10時過ぎにはテントに入ってシュラフに潜り込んだ。ところが事件は深夜に起きた。
午前0時を過ぎたころ、風がテントを激しくバタつかせる音で目が覚めた。テントの骨も大きくゆがむほどの強風で、壊れて吹き飛ばされてしまうのではないかと心配になり、すっかり目が覚めてしまった。そして外の様子が気になった。タープや、折たたみテーブルやチェアや、置いたままのキャンプ道具は大丈夫だろうか?私はテントのファスナーを開けて首を出して外を見回した。すると、そこのあったはずのタープが無い。やばい!どこかに飛んでいってしまったようだ。他のキャンパーのテントやクルマに当たったりしていないだろうか。すぐにダウンを着こんでテントを出ようとした。しかし、出られなかった。迂闊だった・・・。テントをしっかりペグで固定していなかったので、私がテントから出ようとするとテントが飛ばされそうになってしまう。どうすればいい、どうすれば・・・。しばらくすると向かいのテントの人が出てきたので、その人に私のテントに入っていて飛ばないようにしてもらい、私はクルマからペグとロープを取り出して二重三重の補強をした。
飛んでいったタープは数十メートル先の別のグループのテントに被さるように止まっていた。さぞ驚かれただろうが、大きな迷惑を掛けることもなかったのは幸いだった。その間には数台のクルマもあったのだが、奇跡的にその間をすり抜けていってくれたようだ。
そんなこんなで、再び眠気がやってきたのは2時だったか3時だったか、それはそれは予想外の展開だった。
朝、富士の稜線から太陽が差し込んでくる光景はとても美しかった。しかし、相変わらず風は強い。太陽が昇って少し気温が上がれば少しずつ穏やかになるだろうか。果たしてイベントはできるのだろうか?そんな心配をよそに、冷たい風の中で食べる温かい朝食はとても美味しかった。
朝食が終わり、片付けを済ませる頃になると、徐々にイベントに参加のみなさんが到着しはじめた。10時、すっかり陽は昇っているが風はいっこうに止まない。時には突風が吹き、テーブルに置いたマグカップも飛ばされてしまうほど。小さなお子様もいるし、こんな中ではとても安全にバーベキューなどできない。主催者としてはやはりみなさんの安全を考えなければならない。集まり、しかし、バーベキューをせずに帰る。そんな最悪のケースも想定しながら、続々と集まってくださるみなさんをお迎えした。
キャンプ場に相談すると、屋根がある半屋内のスペースを貸してくれることになった。幾分、風は凌げそうだ。そして天気予報によれば午後からは風は止む。集まってくださったみなさんに、コップなどの備品が飛ばないよう、火の粉にも気を付けてと注意を告げ、なんとかバーベキューを始めることができたのだった。
そして炭をおこして食事を始める頃になると予報どおり風はピタリと止んだ。よかった〜!すごく難しい決断だったが、中止にせずによかった。これでバーベキュー無しで記念写真だけ撮って解散していたら、それはそれは残念無念な日になっていたことだろう。

すみません、書き始めるとついつい長くなってしまって・・・。それに、眠くなってきたので続きはまた明日・・・。

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