「LAYBRICK」の名前の由来は「bricks(煉瓦)」を「lay(積む)」こと。基礎から順番にコツコツと積み上げていくこと。技術、経験、実績、仕事や社会の中でとても重要なことだと考え、それを表現したのがLAYBRICKである。その言葉(名前)が思い浮かんだとき、同時に童話の「三匹の子ブタ」を思い出した。それぞれが家を作ることになり、長男は藁の家を、次男は木の家を、そして三男は時間をかけて煉瓦の家を作った。そしておおかみが襲ってきても煉瓦の家だけは吹き飛ばされも壊されもしなかったというお話し。そういう「城」を作ろう!そんな想いを込めて「LAYBRICK」と名付けたのであった。

今日、所用で訪れた場所の近くに「半田赤レンガ建物」があり、以前からとても興味があったのでこの機会に寄ることにした。横浜の赤レンガ倉庫の規模ほどではないことは知っていたが、建物を目の前のするとその存在感に圧倒された。それは館内に入ると尚、今日の収穫はその壁の厚さを知ったこと。まず、屋内から窓を見たときに壁の厚さに気が付いた、窓は壁面から1メートルぐらい奥まっている。この厚い壁の中はどうなっているのか?それを説明してくれるように、内部の構造が分かるように壁面の一部が剥がされている部分があった。なんと五重構造。煉瓦を積む、その構造力学の見事さ、そしてスケールの大きさに感動。
この想像もつかないほどの量の煉瓦が積まれて造られた建物、確かに基礎から順番にコツコツ積まれたのだろうが、その過程は私が想像する「コツコツ」の次元をはるかに超えた次元であることが、今日ここを訪れて分かった。レイブリックの「煉瓦積み」の発想を根本から見直さなきゃ!そう思うほどの衝撃を受けたのであった。
加藤ブログ_半田赤レンガ建物
半田赤レンガ建物_窓_壁
五重構造の壁

ところで、外壁のあちこちに凹みが確認できるが、これは風化によって崩れおちた穴ではない。第二次大戦時に米軍の戦闘機から受けた機銃掃射の銃痕なのだそうだ。71年前のことだが、こうして見るととても生々しい。私が生まれるほんの20年前は、こんなふうに0.5インチ砲がバンバン打ち込まれるような大変な時代だったんだなあと、しばし感傷にふけてしまった。
機銃掃射跡