今日は外貨為替について。先に言い訳をしておくが、私は決して為替取引に詳しいわけではなく、守備範囲もせいぜい英国からのパーツの仕入れぐらいなので、もしかしたら内容に間違いがあるかもしれないがその際はご容赦を・・・。

まず、こんな例を。英国での通販サイトで1,000ポンドの買い物をし、カード決済をした場合、カードの利用明細にはこんなふうに表現される。

ご利用金額/162,560円  現地通貨額/1,000ポンド  換算レート/162.56

買い物をした際の為替レートは「162.56円/ポンド」というふうに表現されているわけだ。ところが、ここにはカード会社の手数料が含まれている。それはどこにも表現されていない。手数料はカード会社によって異なる。だいたい平均的なところで、仮にここでは1.6%とする。1.6%の手数料を含んだ上の換算レートが1ポンドあたり162.56円であり、この場合、元となるその日の基準レートは160.00円/ポンドだったわけである(160円×101.6)。瞬間瞬間で変化する為替リスクを含みながらではあるが、つまり2,560円がカード会社の手数料となっているのだ。

次に、英国の部品商社からパーツを購入した際に代金を銀行振込をしたとする。分かりやすく先と同じ1,000ポンドのパーツを購入し、送金した場合にはこうなる。

送金金額/164,000円 (送金額/1,000ポンド 換算レート/164.00)
送金手数料/3,500円 
------------------------------
支払合計/167,500円

この場合はカード決済のほうが安くなる。送金手数料は一回あたりの定額なので、送金金額が少ない時には割高感もある。
多くの銀行の場合、ポンドへの換算手数料は1ポンドあたり4円。なので基準レートが160円/ポンドの場合には164円/ポンドとなる。銀行内ロビーなどに掲示版があり、通貨ごとに
「英ポンド/TTB156.00・TTM160.00・TTS164.00」
などと表示されているのがまさしくそれで、「今日の(今の)基準レートが160.00円/ポンドだから、ポンドを円に替える場合には156円で、円をポンドに替える場合には164円で計算させていただきます。」という意味なのである。

カード決済と銀行振込を比較するとカード決済のほうが圧倒的に有利に見えるが、これは相手が英国ポンド通貨での一般的な例である。企業と銀行との取引の関係次第、あるいは送金先通貨によっては必ずしも同様の結果にはならない。ケースバイケースである。
仮に、手数料が0.1%違った場合、その差は100万円の代金に対して1,000円である。小さいといえば小さいが、積もり積もれば!という意識を持つことで年間では大きな差になってくる。月に1,000円でも年間で12,000円。忘年会の焼き肉で上ロースを特選和牛ロースにグレードアップすることができるかも。(笑)


スミマセン。海外から輸入をしたものの代金を銀行から送金するというケースは一般ユーザーさんではなかなか縁のない内容なのでつまらない話だっとと思う・・・。
今日は、表向き表現れていない為替手数料の話でした。
DSC_2872