年度ごとに納める自動車税の納期限は5月末。期限内に納めないと督促状が送られてくる。自動車税は都道府県税なので、もしかしたら自治体によってルールが異なるかもしれないが、ここでは愛知県での自動車税について。
納付書や督促状の裏面には延滞金に関することが細々と書かれている。大まかなルールは、期限内に納めなければ、最初の一カ月が年7.3%の、それ以降は14.6%の割合で延滞金が加算さるというもの。ただし、1,000円未満は切り捨てとなる。

ここでシミュレーションしてみよう。排気量2.0リッターの自動車税は年額39,500円。5月末の納期限を忘れてしまい、督促状が送られてきた。しかし、なかなか納めにいくことができず、結局納付は7月末になってしまった。
延滞金をざっくり計算すると、

39,500円×7.3%=2,883.5円(年利)、2,883.5×30/365=237円・・・最初の一カ月に掛かる延滞金
39,500円×14.6%=5,767円(年利)、5,767×31/365=489円・・・それを越えた一ヶ月間に掛かる延滞金
合計すると726円となるのだが、延滞金は1,000円に満たない場合には掛からない。つまり7月末に納めた場合でも本税と同じ39,500円で良いわけだ。計算すると延滞金が1,000円を越えて掛かり始めるのは8月18日ごろからとなる。

「自動車税の延滞金は2ヶ月は掛からない」という都市伝説を耳にすることがあるが、これは排気量が小さめの場合のこと。例えば排気量5.0リッターのレンジローバーの場合、自動車税は88,000円。これを先と同じパターンで7月末に納付した場合を計算すると、

88,000円×7.3%=6,424円、3,424×30/365=528円
88,000円×14.6%=12,848円、12,848×30/365=1,056円
合計528+1,056=1,584円、100円未満切り捨てなので1,500円が延滞金として加算されることになる。こちらも計算してみると、7月14日ごろから延滞金が1,000円を越えて課せられることになる。

特に大排気量の場合には納付遅れにご注意を!
ランドローバー自動車税