昨日のオフロード走行の余韻話しを少し。昨日私はディスカバリー3と2ndレンジローバーでオフロードコースを走った。ディスカバリー3でオフロードコースを走行するうえで便利な機能のひとつがHDC(ヒルディセントコントロール)。このボタンを押しておけば、どんな下り坂もおよそ10km/hの速度に保たれるように自動でブレーキを制御してくれるというもの。アクセルペダルもブレーキペダルも操作する必要がない。また、タイヤのスリップがコントロールされ、4輪がしっかりと路面を捉えられることで車体の姿勢が崩れない。とにかく安全に急勾配を下ることができる。ハンドルを握り、ライン取りだけに集中できる。
次にトラクションコントロール。これはアクセルを踏みすぎた時にタイヤがスリップしないように制御してくれるもの。滑りやすい土の急な上り坂で、仮にアクセルをガバっと踏んでも、タイヤを空転させることなく、適正なグリップを保ってくれる。車体の姿勢は安定したまま、ラフなアクセル操作とは裏腹にの静かに急勾配を登っていってくれる。
そしてテレインレスポンスシステム。雪道のような滑りやすい路面、砂地、岩場、泥でぬかるんだ場所など、それぞれに適したモードをダイヤルで選択することで、トランスファーやデファレンシャルのロック/アンロックなどを含めランニングギヤの電子制御を総合的に行ってくれる。
こういった電子ディバイスがドライバーをサポートしてくれる。もしもアナログなクルマで、運転操作ミスでブレーキを踏みすぎてタイヤがスリップし、車体が滑って壁にぶつかってしまうような場面でも、電子制御で何事もなかったように守ってくれるわけだ。本当に安全な装置の数々である。

レンジローバー

写真はお客さまのクルマ、3rdレンジローバーの最終モデル。先のシステムは全て備わっている。そして更に驚いたのは、テレインレスポンスをオフロードモードに切り替えると、それと連動してメーンのモニターには前方と側方カメラの映像が写し出された。確かにこの場面ではナビゲーションよりも車体の周囲の状況確認のほうが遥かに重要。深い轍を避けたり、だからといって左側に寄りすぎてもいけないし、死角に入った岩も確認する必要がある。いやあ、気が利くなあ!オフロードコースを出て速度が上がると、再び自動でナビゲーション画面切り替わってまたまたビックリ!本当によく考えられている。

今回のイベントは、オフロード走行を楽しむことと同時に、今更ながら、ランドローバーの魅力の奥ふかさを感じさせてもらえるものだった。改めて、開催してよかったなあ!