私の父は高齢によって足腰が弱り、移動は車椅子に頼っている。辛うじて自力で立ち上がり、手すりに掴りながら数歩ぐらいは歩くことができるので、ベッドから車椅子に乗り移り、あるいは手すりを頼りにお風呂やトイレなど、自分のことは時間を掛ければなんとかできている。
そんな父の外出の際にディスカバリー3を使った。荷台が広いので車椅子の積み下ろしも楽、そしてオプションのサイドステップが着いているので車高が高いランドローバーでも乗り降りに役立つだろうと思っていた。ところが、そのサイドステップは、父の場合には返って邪魔だった・・・。
乗り込む際、ドアを開けて車椅子を近くに寄せ、ドアやシートに掴りながら立ち上がる。足を持ち上げてステップに掛けて、と思いきや、そこに足を掛けると狭いステップの上で体を捻ったり、体制を変えるためにもう一方の足に踏みかえたりすることがスムーズにできない。結局、ステップを使わずにフロアに直接足を掛けるのだが、そうするとステップの幅が邪魔をして一歩が大きくなってしまう。降りる際も同様で、今の父の体況では結局ステップを使わないほうが都合がよかった。
ランドローバー_サイドステップ

小さなお子様やご高齢の方の乗り降りには一般的にはサイドステップは大いに役立つ。もちろん、そのための装備品である。しかし、私の父のように例外があることも分かった。良かれと思ってざわざわ付けた装備が、返ってご家族に不評になってしまっては元も子もない。
タイミングによってはだが、レイブリックで並べている商品車の中には同じ車種でもサイドステップが付いているものと付いていないものがあったりする。そんな場合には実際に乗り比べて判断していただける。
そんなことも含め、中古車のご検討でご来店の際には是非ご家族でどうぞ。