学生時代の日々。
誰にでも懐かしい海の思い出が、きっとある。
仲間や好きな人と出かけた夏の海。あるいはひとりで物思いにふけった秋の海。
しかし、社会人になって歳を重ねるにつれて、海から遠ざかる人は多い。仕事がだんだん忙しくなったり、家庭を持ったりすると、なかなか自分の時間が持てなくなる。
(中略)
でも、大人になって海に行かないなんて、もったいない。
学生のころよりも時間に追われてストレスフルな毎日だからこそ、海に行こう。
(中略)
波の音、絶え間なく変化していく海の表情、頬をなでる風、広い空。そんな大きな存在が、穏やかな気持ちにさせてくれる。こんなにゆったりした時間は久しぶりだ、と。
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これは、少し前に読んだ「海に癒される」という本からの引用。まさにそうだと思った。学生時代は、夜クルマに乗っていて、ふと「海まで走るか!」なんてことはよくあった。もしかしたら、むしろ大人になってからのほうが海や山など大自然からもらえるエネルギーに頼りたくなるシーンが多いかもしれないのに、そこへ行く時間がなかなか作れないでいる。社会人になってそんな時期が長く続いてきた。
実際に、例えば一日の休みがあった場合、一生懸命ギュウギュウにゴルフなどの予定を詰めて、それが充実感に変わっていた。ただ、最近は徐々に何も決めない休日を作れるようになった。年齢のせいもあると思う。朝起きて、さて、今日はどこで何して過ごそうかな、そんな休日が何か月に一度は持てるようになった。

台風の進路で気をもんだレイブリック的シルバーウィークだが、連休の日程を逆にあまり何も決めていなかったことが幸いした。スマホの雨雲レーダーと、高速道路の規制情報だけを頼りに、台風を避けるようにして気ままにクルマを走らせた。目的地は、雨雲が掛かっていない場所。
何かに追われることのない時間、これからはこういう休日を増やしていきたい。
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