このゴールデンウィーク中、実家で探し物をした。もう何十年も空けたことのない押し入れや箪笥の中、ひょっとしてネズミでも出てくるかもと、ちょっとビクビクしながらも、どうしても探し出したいものがあった。何時間もの捜索の末それは見つかったのだが、それとは別に大きな収穫があった。
例の私が拾ったお金の定期預金に関するものと思われる封書だ。「定期預金ご継続のお願い」というもので、そこには支店名や口座番号、そしてまさに預けたであろう金額までが明記されていた。名義は私のものだった。
さっそく銀行に問い合わせ、窓口に出掛けた。口座名義本人であるので手続きはとてもスムーズ。私の名義だったのでとても助かった。そこであることが判明した。当時は銀行口座を作るのに生年月日の登録は必要なかったらしい。だから昨年夏に氏名と生年月日で検索してもらってもヒットしなかったのだ。ひとまずこれはこれで解決。休眠口座の復活と同時に解約という手続きをした。

さて、ここでもうひとつ謎解きのヒントがあった。昔は口座情報に生年月日が登録されていなかったことだ。普通預金を作った記憶が微かにあるという父の記憶とは裏腹に、昨年夏に窓口で検索してもらったが見つからなかったこと。つまり、生年月日が登録されていない父名義の口座が、実は休眠状態で残っているかもしれないのだ。

もともと農家の貧乏家庭である故に、仰天するほどのお宝はどこを探しても出てくるはずはない。引き上げてみて箱を開け、何が出てくるかはお楽しみ!そんな宝探しをしているようで、最近ではすっかり楽しんでいるのである。