一昨日のクーラー構成図をもう一度引っぱり出してもらい、その解説をしながら続きの話を。

その前にフロンについて。フロンという言葉はみなさんきっと聞いたことがあると思う。地球温暖化で問題になっているフロンである。クーラー回路には冷媒としてフロンが使われている。これは自動車に限らず、家庭用エアコンや冷蔵庫も同じである。冷媒には何故フロンが適しているか?という科学的な話は理解できていないのでご勘弁を・・・。とにかく、フロンを冷媒として使えばとても冷えるというとことから話をはじめさせていただこうと思う。

フロンの回路は循環しているのだが、ここではスタート地点をコンプレッサーとする。エンジンの回転をベルトで導くことでコンプレッサーは作動している。コンプレッサーで圧縮されたフロンは液体となる。できるだけ効率よく圧縮するためにコンデンサーで冷やしながらギリギリまで圧縮をする。圧縮された液体フロンがエキスパンションバルブで開放されることで気体となって一気に温度が下がる。それはエバポレーター内に噴射され、ラジエター形状のエバポレーターそのものを冷やす。ブロワファンによって導かれた空気を強烈に冷やされたエバポレーター導き、隙間を通すことで冷気を作り出すのである。役目を終えたフロンはコンプレッサーに戻り、再び圧縮されるという循環である。
レイブリック加藤ブログ
これはエバポレーターとブロワファン部分の拡大図。ブロワファンによって導かれる外気は、花粉や埃、虫などが入り込むことを防ぐための「ポーレンフィルター」を通過してくる。(ポーレンフィルターが存在しないクルマもあるが) 砂や埃の多い地域ではこのポーレンフィルターが詰まりやすい。フィルターが詰まれば、当然のことながら吹き出し口からの風は弱くなるり、クーラーの効きも悪くなる。使用環境によってフィルターの汚れ具合いは多きく異なるので、こればかりは適時点検をするしかない。