休日の今日は、ちょっと昔話を。
20代のころ、AE86に乗っていた。ある日クーラーが効かなくなった。原因はコンプレッサーの焼き付きだった。
AE86もそうだが、多くのFR車の場合、エンジンのレイアウトの関係上コンプレッサーは前輪の車軸よりも前側、フロントオーバーハングの範囲内に配置される。前後オーバハング内の重量物はスポーツカーとしての運動性能を著しく低下させることは理屈上知っていた。だからミッドシップ(MR)が効率的なのだと。
それを踏まえたうえで、更に言えば修理費用が出せない現実とも真摯に向き合い、私は焼きついたコンプレッサーを取り外す決心をした。単体でも10kg前後はあるであろう重量物である。ラジエターと重なるように車体先端に配置されているコンデンサーや電動ファンや、細かなものではレシーバーやホースなど、エンジンルーム内のクーラーに関する全てのパーツを取り外した。プレステのグランツーリスモ風に言えば、軽量化チューン・ステージ1である。
その効果は?!暑さと引きかえに得られた歓びは十分にあった!特にコーナリング時の軽快な事といったら、冗談抜きで笑いが止まらなかったほど。しかし、真夏の暑さもハンパじゃなかった・・・。朝は気温が上がるまえに出社をし、帰りは会社で水を十分に掛けて洗車をしてボディーの温度を下げてから帰路につく、そんな生活をしたものだった。
楽しかった!懐かしいけど、あれから多くの快適さを知ってしまった現在ではもうそんなクルマは無理だなあ〜。
レイブリック加藤ブログ