自動車免許をとってまだ間もない次男は、まだ一般公道での運転にも慣れていない。そんな彼を教習所ではやることのないオフロード走行にチャレンジさせた。マニュアルトランスミッションの操作もまだぎこちないレベル。坂道発進は神の領域。車両感覚も曖昧…。しかし何事もチャレンジすることが大切。チャレンジすれば失敗はつきもの。多少クルマが傷つこうが、仮にコロンと横転してしまってもやむなし。それを想定して、初心者の彼に用意した最初のクルマは、既にところどころ凹みもある中古のジムニー。これなら思う存分チャレンジできる。
コースインし、最初は私の運転で次男は助手席に乗り、林道やモーグルを走った。五感で感じることは大切。タイヤが路面を掻く音やエンジンの吹かし具合、傾斜の限界を重力で感じたり。そういう感覚を忘れないうちにさっそく運転を交代。林道で走行感覚を掴んだあと、さっそくモーグルに挑戦。タイヤの接地感、地面との位置関係、クラッチミートの感覚、トラクションの掛け具合い、それらを総合的に操る必要がある。最初はスリップして登れなかった斜面も、徐々に進入角度やクラッチ操作のコツを体得していき、やがてはスムーズに乗り越えられるようになった。滑りやすい斜面の途中で止まってしまった場合、急アクセルではタイヤがスリップしてしまう。ギリギリ滑らない加減を探りながらスムーズにクラッチを繋ぐ必要がある。また、急な下り斜面では車体の姿勢が崩れないような丁寧なハンドルやブレーキ操作が要求される。教習所では苦手だった坂道発進も、たった数時間で嘘のように簡単にできるようになった。

どうやら息子は今日一日でいっきに運転することが楽しくなったようだ。自動車そのもののポテンシャルにも驚いていた。もう少し運転に慣れたらレンジローバーでもオフロード走行させてやろう。
これからクルマを運転していけば、時にはぶつけてしまったりきっと多くの失敗もあるだろうが、どんどん運転をして更にクルマのことを好きになってくれれば嬉しい。親として。
ランドローバー加藤ブログ