バンデンプラのトリップメーターが故障し、リセットできない状態になった。オドメーター(積算計)は順調に距離を伸ばしているし、トリップメーターの故障は正直あまり気にすることではない。ただ、私のバンデンプラの走行距離は既に42万キロを超え、むしろその走行距離が重要な価値のひとつでもある。トリップメーターの故障が仮にオドメーターにも波及し、走行距離の計測ができなくなったら大変だ。まずは分解して状況を確認することにした。

インストルパネルパックを分解し、スピードメーターを取り出した。するとコロリと樹脂製の小さなパーツが転がり落ちた。トリップメーターのリセットボタンに繋がるカム部分の破片だった。経年で硬化し、割れてしまったようだ。まあこの部分であればトリップメーターには影響はなさそうだし、なによりもこれだけのためにスピードメーターを交換するのは勿体ない。何が勿体ないって、せっかくの42万キロを、新品の0キロに変えてしまうなんてとてもできない。
レンジローバートリップR


ただ、できれば正常に作動させてやりたい。それにはこの小さなパーツをしっかりと固定する必要がある。アロンアルフアじゃとても無理だろう。考えながらしばらく眺めていた。考えながら父のことを思い出していた。工業用機械の技師だった父は、当然のことながら金属加工が得意だった。父ならこの割れた部品を、きっとなんらか金属を加工することで直すだろうなあ。金属かあ・・・。
お、なんだか発想の転換ができたぞ!プラスチックに拘ることはない、金属を使えば丈夫に直すことができそうだ。
そこで取り出したのはアルミ製のキッチンテープと細い針金。まずアルミテープで割れた部品を繋げるように巻き付けて貼り、更にその周りを補強するように針金を巻き付けた。カムを動かしてみると、歪むことなくしっかりと作動した。ちょっと見栄えは悪いがこれなら正常に機能するだろう。何度も作動確認をして組付けた。
これでバッチリ。さあ、夜桜でも見に行こう!
レンジローバートリップメーター
レンジローバーメーター